『XXXゴーマニズム宣言』

独自の感性で世相を斬る!!お気楽&気ままなお話を…熱く、赤裸々に語りまくる魅惑のブログ♪

交渉人・・オレ!

2008-08-23 19:12:22 | Weblog
今は出先…先程まで坊主である兄貴の付き添いで某仏像専門店にいた

そこでの小話…

そこには新旧時代を超えた仏像が並んでいる…

いい出物があったとの事でここ都内まで足を運んだ

兄貴は現代仏には興味が無い

興味は江戸以前の仏像のみ

今回の出物  時代は江戸中期…いや…初期

作風から推測すると…江戸初期かも

モノは…薬師如来像 本体4尺はあるね

す…素晴しい 魅入られる

神々しい…気品漂う…生きてるような躍動感がある…

人の成せる技じゃないぞコレ 

仏像を眺めて1人エッチできる奴の気持ちが残念ながら…理解できる

隅々細かく凝視する兄&オレ…見落としのないよう…

兄貴は業者に向かい呟く「これ…何本??」

業者「思い切って…5本で

兄「・・・・即現金なら??」

業者「・・・4本と半で

兄がオレを呼び、「1本、都合してくれよ そして値切って」と頼む

オレ「是非もなし by 信長」

交渉はオレ…

業者としばし談笑…そして、いきなり核心にせまる

テーブルの上に3本の現金を並べる

「これでダメなら帰ります」

業者「・・・・・・・」

ギロっと業者を睨むオレ

業者「・・・・行かせて頂きます

商談成立だ

兄貴も驚いた交渉術

業者は汗だらだら…

オレ内心、冷や冷や…



新車が買えるじゃん


















天使と悪魔

2008-08-23 15:49:10 | Weblog
日本刀&弓…共に他者を殺める事を追及した武器である

もしオレが弓師であるならば…

もしオレが刀匠であるならば…

例え自分の寿命を捧げてもいい
もし80年生きられるならそれが半分になってもいい…

望む日本刀&弓が作れるなら… それでもいいと思えてしまう…

その取引が出来るとしたら…それは神とではないだろう…

きっと悪魔との取引になる…

悪魔は神に反逆して天から堕ちた天使

つまり悪魔は元々は天使だった…

ごく稀に日本刀には魔力を感じるモノが存在する…

妖刀「村正」伝説とかもそうなのかもしれない…

手に持つと何とも言えず魅入られる、心臓を掴まれるような圧迫感

これは神、天使ではなく…悪魔の成せる所業だろう…

弓にはこういった魔力を感じるモノは不思議とない…

どちらかというと聖なるモノのような感がある…

勿論、日本刀にも邪を祓う、魔を祓う要素を持つわけだが

逆に魔を感じさせる日本刀もある

魔を感じさせる…妖弓 「悪魔の弓」があってもいいんじゃないか

それはどんな弓なんだろう?????

科学が生んだ新素材入りの弓なんだろうか

自然素材が生んだ偶然の産物的弓なんだろうか

最高の素材+悪魔が降臨した弓師による弓なんだろうか

天使の弓って想像つくじゃん

悪魔の弓って何かと引き換えに強烈な何かを得る…

精気を抜かれるのか 
寿命を削るのか
命を捧げるのか

このくらいなら手にしてみたいと思えてしまうアホなオレ

善悪より好奇心が勝ってしまう奇特な…オレ

犠牲になるのが自分ならある程度はOKなんだけど

愛する者とかを犠牲にしなければ得られないなら…

そんなのいらん


誰か魔を感じさせる「悪魔の弓」を作ってないかな~
一瞬で魅入られるような…
それは職人冥利につきるでしょう

手にしたら、一瞬で魅入られる…それこそが

まるで悪魔に魅入られたような「悪魔の弓」と呼ばれる所以みたいな

待ってるぜ


ちなみに弓コレクターの悪友S氏は生粋の「村正コレクター」でもある
アンチ徳川で真田幸村にリスペクトする
趣味は切腹 勿論、村正にて…
口癖はギャグがスベると「介錯してくれ」とオレに頼む(笑







お前んち・・・終わってるよ・・・

2008-08-23 11:29:07 | Weblog
不満だ…

祭で使う必須アイテム「弓張り提灯」の出来が悪すぎる

何だこの文字は 書体は

ヘタすぎる 老舗の看板が泣いてるよ

これじゃ店を閉めた方がいい つ~か辞めろ

オレが書いた方が上手いだろう…皆からそう言われる

実際、書いてみたら、やはりオレ方が数倍も上手だった

この店に問いたい…流派とか伝統とか守っているのか??

お前んとこ、書体がバラバラじゃん ただ単に名前書いてるだけじゃん

右上がりな文字の下は真っ直ぐ横になったり…その逆になったり…

明朝体から行書風になって江戸文字風が入ったり…妙に太くなったり細くなったり

統一感、まったく無し

終いには文字、間違ってるし

これでよく看板を揚げられるもんだ…

先代はまあ~まともだった…当代の夫婦になってから最悪だ

先代もまだ一応は現役なんだが、ボケている…

先代をご指名するともれなく3時間は拘束され、彼の談話に付き合わなくてはいけない

特にオレは可愛がられていて拘束時間延長は当たり前

出来れば地元に金を落としたい…しかし

オレは苦渋の決断で提灯屋を遠いけど都内近郊のお店にチェンジした…

とっても出来がいい

デザインはオレが考えた そこに提灯職人の+α が入る

言われたままにしない…その+α の気質が好きなんだオレは

依頼主と職人の勝負 これが醍醐味だね

職人とはかくありたいものよ…


地元の提灯屋・・・見習え 修行に行け 

お前んち…終わってるぞ