弓話ついでにもう一話…
2年前の事である
以前、書いた元某藩御用達御弓矢師宅に行った時の話だけどね
愛すべき弓人爺さんらと茶をすすり談話してたら
妙にゴツイ違和感のある塗り弓に目が行った…
何だあれ??
店主「おお~流石に気づいたかお前…てか、お前…気づくなよ」
な…なんとグラス弓を塗り弓にしてるんだよコレ
貴方ほどの名工がこんな仕事すんのかよ??
良く引き受けたなあ~
店主「何度も何度も断ったんだよ。上手にゃ塗れんし、意味ないし、アホらしいし…
だけど頼む&頼むって頭下げるで仕方なく暇見つけて塗ってやったんだよ」
良く見ると竹弓のように節があるんだよ
節のように見えるよう下地に細工したんだって(笑
でもちゃんと面出しして糸巻いて数回、漆塗ってるんだ
手を抜かない心意気…あっぱれ
理由は?? って聞いたら
店主「初めはなんかの大会で優勝した記念だとか言ってたんだよ
記念ならいいかと引き受け、塗り始めたら…後日、実は○段の昇段試験にグラスじゃNGだから…でも竹弓だとうまく引けないってさ」
なんだそりゃ~
一同大爆笑
グラス弓だっていいじゃん 胸張って試験で引け
まあ~グラス&カーボン弓をエアーブラシでカスタムするのはアリかな~と思う
でも昇段試験のためにそこまでするなんて…良く考え付いたな
そうしてまで受ける審査って何????
オレには理解不能
まあ~オレも曽祖父が5段だったらしいので同じ段位をとったけど…
そういえばオレ…初めから竹弓引いてたせいで
「何あいつ…?! 何様??」って白い目で見られてた(怒
馬鹿ばっかり
初心者は絶対、グラス弓使用って誰が決めたんだよ
う~これについては後日、みっっちりと語ろう…
ちなみにこれには後日談がある…
そのスーパー塗り弓の彼…昇段試験合格したんだって
そしてカーボン矢を少し加工して…どぶ漬風に
ここまで来ればある意味…気持ちいい
この人は尊敬に値するぜ
2年前の事である
以前、書いた元某藩御用達御弓矢師宅に行った時の話だけどね
愛すべき弓人爺さんらと茶をすすり談話してたら
妙にゴツイ違和感のある塗り弓に目が行った…
何だあれ??
店主「おお~流石に気づいたかお前…てか、お前…気づくなよ」
な…なんとグラス弓を塗り弓にしてるんだよコレ
貴方ほどの名工がこんな仕事すんのかよ??
良く引き受けたなあ~
店主「何度も何度も断ったんだよ。上手にゃ塗れんし、意味ないし、アホらしいし…
だけど頼む&頼むって頭下げるで仕方なく暇見つけて塗ってやったんだよ」
良く見ると竹弓のように節があるんだよ
節のように見えるよう下地に細工したんだって(笑
でもちゃんと面出しして糸巻いて数回、漆塗ってるんだ
手を抜かない心意気…あっぱれ
理由は?? って聞いたら
店主「初めはなんかの大会で優勝した記念だとか言ってたんだよ
記念ならいいかと引き受け、塗り始めたら…後日、実は○段の昇段試験にグラスじゃNGだから…でも竹弓だとうまく引けないってさ」
なんだそりゃ~
一同大爆笑
グラス弓だっていいじゃん 胸張って試験で引け
まあ~グラス&カーボン弓をエアーブラシでカスタムするのはアリかな~と思う
でも昇段試験のためにそこまでするなんて…良く考え付いたな
そうしてまで受ける審査って何????
オレには理解不能
まあ~オレも曽祖父が5段だったらしいので同じ段位をとったけど…
そういえばオレ…初めから竹弓引いてたせいで
「何あいつ…?! 何様??」って白い目で見られてた(怒
馬鹿ばっかり
初心者は絶対、グラス弓使用って誰が決めたんだよ
う~これについては後日、みっっちりと語ろう…
ちなみにこれには後日談がある…
そのスーパー塗り弓の彼…昇段試験合格したんだって
そしてカーボン矢を少し加工して…どぶ漬風に
ここまで来ればある意味…気持ちいい
この人は尊敬に値するぜ