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おとなりカフェ

ミシンカフェと地域共生のいえ


先月、みやぎ生協で、コミュニティの居場所づくりに役立つヒントを、とのことでこちらに見学に来られたお二人をご案内しました。

最近世田谷にもたくさんのユニークな居場所ができていて、いいなーと思いますが、役立ちそうな事例として、区内はミシンカフェ&ラウンジnicoCOS下北沢にご案内。

両方ともいいのは、ちゃんと自主自律で、お金が回る仕組みを持っていること。
nicoは、民間のカフェだからあたりまえなんだけど・・

裁縫のプロのお母様と娘さんで運営されています。



店内には、ミシンが十数台と、手芸材料が山ほど。
カフェの雰囲気も素敵。雑貨好きの人には興奮のスペース。
(nicoのサイトを見てみてください)


COS下北沢は、地主さんがアパート・マンション経営のかわりに、自分の土地に地域の人たちが使えるような建物を新たに建てて開放しているんですね。もちろん、お家賃あり(でも格安)。
世田谷では、「地域共生のいえ」と呼んでいます(すべて内容は違いますが個性的な「いえ」が現在10カ所以上)。






単に居場所と言っても、継続していく中で維持費はかかるし、石巻ではまだまだ被災中のような日々。立ち上がるためにふっと立ち寄りたくなるような楽しいことも生み出していきたい、ということで。
もちろん、運営していれば順風満帆というわけにはいかないでしょうから、できるだけ多様なものが創造できる可能性を乗っけておく、と。


税金で運営されていて、いいことづくめの居場所というのは、あまりない。
ものすごくありがたいことは確かですが・・

使いづらいことがありますし、運営費がいつ打ち切られるかわかりませんし・・
あげればいっぱいあるけれど、税金が使われているから、わがままも言えない、というのも事実。
それが長く続くと、知らないうちに発想がちぢこまっちゃっていけません。


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