洋画家 吉田緑 ーWeb Photo Diaryー

日常の出来事、目にする花々の私感、様々のことを徒然に・・・

コチョウランの価値って?(2015年11月12日の記事再投稿)

2017年10月11日 | 

お花の最高級品の贈り物として重宝されるコチョウラン
頂いたコチョウラン、皆さんは、花を楽しんだ後どうされてるのでしょうか。。

御存知の通り、普通コチョウランは、お花が3本立ちで寄せ植え状態で一鉢に入っています。
ですから、花の終わったものは3株を分けて、3鉢にして栽培管理します。

夫の個展で頂いたコチョウランが、年々増加して現在もう37鉢あり、これから冬に向かってどうしたものかと悩んでいます



今年は4鉢頂き、15株(5本立ちのもあり)プラスの合計37鉢となったというわけです。



コチョウランを頂いた始めの頃は、何もわからず日に当てて葉焼けさせたり、冬には外の温室で他の植物と一緒に入れていたので、
温度が足りなくてしもやけ状態になってなかなか冬越しがうまく行きませんでした


逆にコチョウランに合わせ温度を高めにすると、他の植物が暑すぎてダメになります。
園芸書には15度以下にすると弱るとあるので、うちのような寒い家では冬の温度管理が大変です



数年前から衣装ケースで簡易的な温室を作り、夜はホットカーペットの上に置いたり、日中は縁側に運んだりとコマメに温度管理していたのですが
ここまで増えてしまうと。。腰痛持ちの私には、移動すら大変になってきたのが現状です


  
寒さの厳しい冬には、2畳敷のホットカーペットの半分を占領してきた「うちの箱入り娘たち」です
2年前の記事では、苦労のかいあって咲いた時の喜びを大きな画像付きでしていますが。。


2年前の記事
http://blog.goo.ne.jp/midori20060915/e/c0907905fa386ae6176c8da74c3dee59


今の時期いつもは、縁側いっぱいにシンビジュームを並べているのですが、今年は半分以上コチョウランが、場所を陣取っています。 
写真を見てもらって、シンビジュームがすっかり端に追いやられている様子がお分かりかと


今年のシンビジューム。花芽が上がって来ています。

シンビジュームの鉢もかなり沢山あり、でも今年は春に株分けで鉢数が倍に増えて縁側の特等席に置いているのは花芽のあるものだけにし、
3分の2くらいはあちらこちらに分散して置いています。


昨年のシンビジューム


同じく去年のデンドロビューム いつも4月頃に咲きます。

自分が寒がりなのでついつい取り込みが早くなってしまいがちですが
今回はコチョウランに手と場所を取られ、ギリギリまで寒さに耐えさせ数日前に屋内に取り込みました。
入れてやると一気に花芽が噴き出してきそうです



夫は、そんなにたくさんあっても大変なだけだから、減らす方向で何とかならんのか、と言いますが、はてさて困ったものです。。
人に差し上げるにしても、販売されているような花数もいっぱいの立派なものでもなく、素人には栽培管理がとても難しい花が咲いていないコチョウラン



お店では花の終わった株が格安で売られているのを見ました。
時には、ナント100円なんてものも


ちゃんと管理栽培されれば何万円という値が、花が終わってしまうとあまりにも悲しすぎるような値段です
だからこそ、高級品としての価値のあるコチョウランがの贈り物になるというのはわかりますが。。





 
これなんか、もう捨てられてもおかしくないような株ですが。。


一番上の真ん中の葉がダメになってしまっても、茎の横から新しい葉が出て、とうとうそこから新しい株が出来て花が咲きました。
子株の根もようやく一人前ほどに伸びてきたので、今春には、その子株を親株から切り離したところ、また新しい株の芽が出てきたではありませんか


こんな見た目にも綺麗でないこの親株、自分の葉の成長はすっかりないのにもかかわらず、ひたすら子株だけ生み続ける?
そんな不思議な生命の神秘があるから、無下にも出来なく困っています


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