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名鉄常滑線:資料180点ズラリ 知多で「開通95年展」

2007-06-02 23:12:46 | 新聞記事
知多半島を走る鉄道・常滑線の「開通95年展」が、知多市緑町の市歴史民俗博物館で開かれ、鉄道ファンだけでなく一般の人たちにも人気を呼んでいる。6月24日まで。 入場無料。

 名鉄常滑線は1912(明治45)年2月、伝馬町-大野町間が開通し、翌年には神宮前、 常滑まで路線を延長した。05年には、さらに常滑-中部国際空港間も開通。今年が開通95周年に当たるため、同館が名鉄資料館の協力で開いた。

 会場には、大正時代の時刻表や昭和初期の切符、歴代の電車の模型など約180点が展 示されている。中には沿線の観光地の絵はがきやポスター、写真、手ぬぐいなどもあり、同 線の歴史が分かるようになっている。また、駅員の制服や行き先を書いた系統板、3400系 で使われた座席も。展示室中央のペーパークラフト体験では、パノラマカーやミュースカイな どの模型が作れ、子供だけでなく大人も一緒に楽しんでいる。

 このほか玄関ロビーには、碧南市錦町の和菓子店経営、杉浦仁吉さん(60)が、趣味で作 った初期の電気機関車「デキ400型」など、8・4分の1の模型2台も展示されている。鉄板や鋳物などすべて手作りで、1台作るのに4~5年がかり。モーターもついており、イベントで
は実際に動かしたこともあるという。精巧な出来栄えに、訪れた人たちは内部をのぞきき込むようにして眺めていた。


毎日新聞

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