フー アム アイ。

2月3日は節分でした。
僕は中学生まで山形におりましたので、実家にいたころはこの季節になるとピーナッツを殻つきでまいたものです。
そんな豆で効果があるのかどうかはわかりませんが、なんとなく風習としてやらなければいけないものという感じってありますよね。
近年ですと、恵方巻きなる巨大な巻き寿司のようものを食べる習慣も、テレビなどで盛んに喧伝されています。
消費を促すというのは、大変なことなのですね。

ところで先日、ここ2年ぐらいで一番びっくりした話を聞きました。
渡辺という苗字の人は、節分の時に豆まきをする必要がないというのです。
調べてみたところ、むかしむかし渡辺綱という人が鬼退治をして以来、鬼が怖がって渡辺という苗字の家に近づかなくなったため、豆をまかなくてよくなったということのようです。

36年ちかく、渡辺という姓で生きてきましたがこの話には本当に驚きました。
特定の苗字っていうだけで、文化に違いが出てくるとは。
この苗字でよかったと思ったことや、いやだったと思ったことはありませんが、今回はちょっと誇らしげな気分です。
自分が何かをやってというわけではないんですけどね・・・。

ということで、今年はただ純粋に節分の日を忘れておりましたが、来年からはおおっぴらに節分の行事をサボろうと思っております。