到達点。

2010-04-26 00:14:07 | 歯のこと
今週の日曜日は、矯正の講習会でした。
前回までは、混合歯列期の矯正だったのですが、今回からは、成人向けの矯正に関する内容に変わりました。
乳歯は永久歯の縮小形ではないというのは、歯科医師にとって常識なのですが、矯正の考え方一つとっても、この考えはあてはまります。
ゴールを見誤ることなく、治療していきたいものです。

有事に備えて。

2010-04-19 14:55:02 | 歯のこと
昨日は、東京で「救急救命セミナー」を受講してきました。
普段われわれが耳にするのは「救命・救急」という言葉の並びであると思いますが、講師の先生いわく、歯科で「救命」しなければいけないことはほとんどないので、「救急・救命」にしたのだそうです。
内容は、講義半分・実習半分といった感じだったのですが、歯の治療が主体の講習会では、模型などを使って実習することが多いのですが、こうした講習会は、実際に体を使って実習しなければ意味がありません。
そのため、筋肉注射やライン確保、患者さんの移動などの実習を、お互いの受講者同士が、受講者の体で実際に行うことになります。
ということで、今日の僕の左手には、生々しい注射による内出血の跡があります。
診療室で、こうした事態にならないことがもちろん第一ですが、万が一の時にアタフタするだけということがないようにしたいものです。

啓蒙する。

2010-04-12 21:32:42 | 歯のこと
人類が誕生してから今日までで、一番感染者数の多い感染症としてギネスに載っている病気をご存知でしょうか?
それは歯周病だそうです。
歯周病とはどういうものか・・・などということは、他の成書なりサイトなりにお任せすることにして、その認知度はまだまだ低いと言わざるを得ません。
以前、現在の診療所ではありませんが、ある患者さんに歯周病であるので治療の必要がある旨を、レントゲンを用いて説明したところ「虫歯でないなら、治療しなくていいです」と言われ、とても驚いたことがあります。
周知の通り、虫歯も何もない歯が、動き始め抜け落ちるのが歯周病です。
生活の質に著しく影響を及ぼす疾患ですので、病態をしっかり理解し、適切に予防・治療をすることを心がけてほしいものです。

ニューカマー。

2010-04-05 01:22:03 | 歯のこと
新年度だから、というわけではありませんが、新たに二人のスタッフが仲間に加わりました。
歯科医のスキルや設備の拡充などももちろん大切ですが、スタッフの充実というのは、医院にとって最重要課題です。
その点この度のお二人は、とても頑張り屋で、申し分のない人材です。
今後の更なる発奮を期待したいと思います。