大きなお友達のプリキュア日記

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【感想】はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!

2016-01-31 09:55:00 | GO!プリンセスプリキュア
ディスピアが消えた世界に、現れる絶望の茨…
最後に立ちはだかるのは最初のライバル、絶望の力を全て受け継いだ白髪のクローズ登場!
かっこいいぜ!

OPのはるカナがグランプリンセス仕様に!
最後の最後、余裕も無いでしょうにこういう事をしてくれる…
タナカリオンありがとう…!

「分からない、でも、だから 話さなきゃ クローズと」
フローラはいつでも体当たりでしたよね。
こういう所がとても彼女らしい。

グランマーメイド、最初からこのデザインだったかのような似合いっぷり。
色合いから言えばグラントゥインクルの方がまとまってる気もしますが、そこは高学年の風格でしょうかw

クローズに向かいながら通常版グランフローラにお召し換え。
これは怒涛のアクションフラグ…!

「やはり最後までお前だったな」
本当にこの一年、要所要所でこのカードでした。
互いに全力でぶつかり合って、その意味で互いを深く知り合っている夢と絶望。

夢がある限り、絶望は消えない。
忘れがちですが、はるはるはたくさんの失敗をしていた子でした。
でもその度に一つずつ、徐々に前に進んできた…
本当にそういった一年でした。

夢も絶望も、両方が私を育ててくれた。
フローラにとって最初の絶望だったクローズとの戦闘シーンにこの言葉が合わさる、その説得力!

嬉しいこと悲しいこと、全部ひっくるめて夢。
だから辛かった思い出も私は消したくない。
うんうんそれもまたスイプリだね
この言葉、クローズさんにとっても救いだったと思いたいです。
あれほど慕っていたディスピアさまはもういないのですから。

「あばよ またな」
「ごきげんよう」
この短いやり取りに怒涛の感情が詰まっててヤバいです…!
フローラと相容れるつもりは無いが、今は消えてやる。
絶望の主義を貫きつつも、宿敵への思慕、もしくは敬意が仄見える言葉。
それへの返答としての「(また会う日まで)ごきげんよう」…!

ぶっきらぼうに頭を掻く、その表情がどういうものだったか…
クローズさん、一年を通して本当に魅力的な人物になりました。

トワっちの手によって、ホープキングダムも解放。
お城も必殺兵器から本来の使用目的に戻れました。
両親の胸で思うさま泣くトワっちが、こう、良かったなぁ…!
カナタの目にも涙です。

使命を終えたキーは眠りにつき、人間界とホープキングダムにも別離の時が。
終了式の日、カーテンを揺らす風、ハルの日差し、ドーナツと紅茶、小鳥の声。
耐え切れない涙とその寂しさが、彼女らの出会いの掛け替えの無さそのもの。
重ね合わせた手の体温が永遠の思い出!

学園のみんなも、それぞれの夢へ。
如月さんが!!可愛い!!!

ロックがシャットに憎まれ口を叩いてたり、シャットが望月先生にペースを握られてたり…
彼らも明日へ向かって変わり続けていく事でしょう。

絵本とゆいちゃん、北風博士とみなみん、ランウェイのきらら。
クロロやパフ、アロマやカナタとトワも、みんなそれぞれの一年をもとに、これからも夢を目指して行くのだろうなぁ。

最初の場所に立つはるかカナタ。
切っ掛けの勇気をくれた鍵をカナタに返し、これからもはるかは自分だけのプリンセスを目指して進みます。
スカートを握り締めた涙を拭いて、悲しみの数だけ前へ。
はるかカナタへ走り出す、少女たちの物語!

はるかカナタを目指す。
当初このふたりの名前に別離の予感を感じていたのですが。
はるかの目指す夢…プリンセスが到達地点としての夢ではなく、目指し続ける生き方としての夢だと分かった今。
夢を追い続ける限りふたりの距離は少しも離れない、そんな思いを抱きます。

そして、何年か後…!
ななせゆい作の絵本を手に取る少女。
夢を追い続けるはるかたちの手には、彼女たちだけの鍵。
「ごきげんよう」という言葉には(また会う日まで)の含意がありますが、最後のエンドカードも含めてゴープリに相応しいお別れの言葉であることだなぁ。
夢を追い続ければ、きっとまたどこかで!


おわって…しまった…
本当に春の青空のような寂しさがありますね…


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