大きなお友達のプリキュア日記

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あでやかさ

2011-01-30 09:13:28 | ハートキャッチプリキュア!
アバンなしのOPから、最後の『ハートキャッチプリキュア!』開幕です。
このオープニングも今週で見納めか…
私の記憶が正しければハートキャッチのOPは本放送が始まる前から公開されたんですよね。
立ち絵バレが若干「大丈夫かコレ!?」感があったんですが、それを一気に払拭する良OPでテンションが上がったのを覚えています。

開幕からデューン様が非常に頑張っておられました。
オーケストラさんの絶望感は食らう側の視点で見るとやっぱり絶望的w
そしてオーケストラさん初の敗北!

デューン様も巨大化!
リングのある木星?からの出陣でしたが、あれも何か意味のある演出なんでしょうか。
ちょっと調べてみたら道教で木星が太歳星君として神格化されてて、凶神の代表格のようですが。
あの地球ぶん殴りを見たら確かにそう思うかも!

さりげにおばあちゃんが気合い入った表情してた。
フラワーさんかっこいいです!

えりかはいつだってえりか!
ハートキャッチチームの火付け役の立場は最後の最後まで変わりませんでした。
ゆりさんはじゅうななさい!
スーパーシルエットの背中のアレは、ああやって飛ぶのか。

つぼみさんは上下関係を大切にするいい後輩。

宇宙に咲く大輪の花、ハートキャッチプリキュア・無限シルエット!
砂漠王様に引導を渡したのはつぼみベースでの合体プリキュアでした。
とうとう、つぼみが花開いた…!
オーケストラさんを彷彿とさせるシンプルなデザイン。シンプルさは無限の可能性!
究極形態でデザインが単純化するのはそれだけで血が燃えるものがありますが、それ以上に!
歴代のプリキュアの象徴(この言葉便利ですよねw)であると思われるオーケストラさんの直系デザインであることが熱いです。
延々と迷走を続けてきたパンチシリーズの終着点、こぶしパンチもまんまオーケストラのフィニッシュなのも雄弁に語ってくれています。
つぼみたちが受け継がれてきたプリキュアの魂を代表する存在、伝説の戦士になったことが!

憎しみが消えないのは、私たちの愛が足りないから。
だから私たちは力を合わせましょう。
…の辺りのくだりはとってもプリキュア的。
ことここに至って憎しみと愛の対立軸が描き出されてきた訳ですが、この視点で改めて捉えると先週のゆりさん周辺も深みが増してきます。
仮に憎しみのままのゆりさんがデューンを倒せたとしても、きっとゆりさんが第二の砂漠王になってしまっていたのでしょう。

そして、憎しみもまた心。
砂漠王様は胸中を語ることなく去ってしまった訳ですが、おそらくは視聴した人の殆どがそこに不満を持ったことと思います。
劇場版も含めて、あれだけココロを描いてきたシリーズだけに、もしかしたら現役世代のようぢょ達も、砂漠王様の憎しみの正体に思いを馳せたかも。
だとすると、ハートキャッチプリキュアの一年はきっと大成功!
人の心は思いやるしかないものなのですから。

エピローグ。
コッぺ様、抜け殻のような眼をしてるから一瞬びっくりしちゃったじゃないかw

さつきお兄様も現役復帰。
っていうか、くもwww
クモコブコンビの『ガバッ!』は吹いたーw
3幹部はそれぞれその後の人生を歩んでいるようでなにより!
あの3人はどうにも憎めない連中だったので、温かい気持ちになりますね。
サソリーナさんは保育かぁ。黄色つながり?w
クモとコブはそれぞれ本当の強さ、美しさを求めていくのだろうなぁ。
うっすらとでも幹部であった頃の記憶は残っているのだろうから。

つぼみとえりかの登校風景、OPのカット。
なんかこれだかで涙腺が刺激されるものが…!

い、いちゅきー!!
とってもラブリーでしゅー!

わたしたちは、とんでもないことをしてしまった…!
あの場面の奥にゆりさんもいたことを私は見逃さなかった。うふふ、じゅうななさい。
色々と耽溺してる部分もありますが、とうとうプリキュアからの卒業です。
安易な意味で卒業という言葉を使うのには抵抗があるのですが、彼女らに対してはこの言葉を安心して使えますね。
いろんな事がって、がんばって、変わってきた。

花咲つぼみ。
最弱のプリキュアから最強のプリキュアへ。
内面も、外面も、最もチェンジした彼女。
相変わらずひっこみじあんで照れ屋さんな部分もあるけれど、この一年間が彼女につよい芯を、つよい心を作りました。
かつて言いたいことを言えなかった彼女だから、人の心の機微にはとても敏感。きっといいお姉ちゃんになりますね。
夢は大きく宇宙飛行士!
いつか虚空の果ての憎しみにも、花を咲かせることでしょう。

来海えりか。
外面の美しさだけでなく、内面の美しさも。
当初はウザ可愛いというか、ガチでウザかったと評判の彼女もwつぼみと出会って、プリキュアになって、変わってきました。
番組当初、つぼみとふたりはプリキュアをしていた頃は特にその表現が顕著。
ストレートで、言いたいことを言って、みんなを巻き込んで、そして優しい。
醜い自分も嫌いじゃない、そう言える彼女だから周りも安心していられるのかも。
これからもファッションの道を、Let's GO!突き進んでいく!

明道院いつき。
同じ武道を続けていても、今は自分の心で選んで。
当初はほんとうに自分の心を抑えつけ続けてきた彼女、最終回ではラブリーな制服姿を披露してくれましたハートキャッチ。
会長として、明道院流の後継者として、いろいろなものに縛られてきましたが、デザトリアン化・プリキュアデビューの一連の流れで彼女もチェンジ。
自分に素直に、好きなものを選んで、探していく。

月影ゆり。
孤独から孤高へ。
ハートキャッチプリキュア、影の主人公とも目されるゆりさんはプリキュアシリーズでも稀に見るハードな戦いの歴史。
自分の優しさを認めて、自分の背中に注がれている視線に気づき、肩を並べられる仲間を得て…
一面ではとても幼いところもある彼女、これからは自分のために生きていい。
コロン、ダークプリキュア、月影博士…あまりに多くの悲しみを背負っている彼女ですが、だからこそ誰より優しい月光のようなひとになれるはず。

この一年への思いを話す、つぼみのモノローグで彼女たち4人のプリキュアはおしまい。
そして、また歩き出そう。

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何年かのち、つぼみの部屋の写真立て。
パヒュームを持つ女の子は、おそらくふたば。
祖母からつぼみへ受け継がれたココロが、また受け継がれていく!

思えば第一話、不安なつぼみを勇気づけたのは一葉のクローバーでした。
アンジェから続く心の大樹を守るプリキュアという意味でも、
ふたりはプリキュアから続く人気シリーズという意味でも、
受け継がれるものを感じさせてくれたシリーズだけに、この終わり方は実に、実に!

最後の最後の、『あしたのうた』。
この一年を振り返って、じっくり歌詞を味わいながら聴くと、改めてとてもいい曲。

私事ですが、私にとってはリアルタイムで、通年でみたはじめてのプリキュアだけにその意味での思い入れも特別なものが。
堪忍袋やフォルティシモに大喜びし、ASDX2に涙した春。
サンシャイン登場に大興奮し、変身バンクをひたすらリピートし、いつになくマックに通った夏。
失速しない文化祭、劇場版のシリアスさに大興奮だった秋。
お話はますます佳境に入りながらも、耳に入ってくるスイートの情報に一抹の寂しさを感じていた冬。
この一年はずっとハートキャッチプリキュアのことを考えながらやってきた気がします。
このブログを立ち上げたのも感想文の管理が目的でしたし。
プリヲタとして成長したというか、チェンジしたというかw
いちばん最後のエンドカードにたいして、私からもありがとうと伝えたいです。

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そして来週からはまた新しいプリキュアが!
小耳にはさんだ所によると、今年は同業他社がぶつけてくるようなので一介のプリヲタとして尽力したいところ。
楽器…楽器か!?


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