大きなお友達のプリキュア日記

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~15 Dreams Come True~

2019-01-21 21:39:30 | 雑記
2階の一番後ろの席で観てきました。

最初に断っておきますが、これは極々私的な感情の吐き出し口です。
プリキュアたちと自分しかいない場所。
私はそういった形で物語(ひいてはそこに生きる人物たち)と向き合っていきたい人間です。
もしくは、そういう形しか許されていないのかも知れませんがw

私人であるからには思い入れの差はありますし、応じて文章量の差も出ます。
ガタガタ言う人はとっととおうちに帰りなさい!

ライブに参加した直後の事は今でも思い浮かばれて、おおよそ人間としての判断力とか社会人としての常識とかを忘れた状態だったと思います。
あの時間がいつまでも続けば良いと思いながらライトを振りました。
時よ止まれ。
そういう感情が腹に詰まってくる瞬間が、人生に何度あるでしょう。
本当の歓喜。

我ながら意外だったのは、歓喜の波が去った後でした。
そこに残ったのは歓喜以外のいろいろな感情。
両肩の辺りまで込み上げてきていたのは分かるのですが、未だに上手に言葉にできません。
もしかしたら喜びの残り火であったり、後悔だったり、憎悪だったり、悲しみだったかもしれません。

思えば私もプリオタの端くれとして10年弱を生きてきました。
格闘描写や友人の影響でなんとなく惹かれ始めた出会いの春。
アホのように観続けたり、プリキュアと聞けばお菓子も食玩も買ったり、あちこちにでかけたりした情熱の夏。
プリキュアと過ごすうちに得てきた演奏や踊りや絵を観る能力、そしていくつかの出会いがあった実りの秋。
改めて自分とプリキュアだけでその在り方を問い直す、生まれたての白という冬。

その全てがプリオタであった自分とか、それ以外の顔をしている自分とかと結びついていたのです。
自分では分けていたと思っていたのですが、やっぱり繋がっていたのです。
感情の奥底で、ちょうど海底に眠るゴミとか貝殻とか宝石とか生き物たちのように。

歓喜の大波が過ぎ去って、私が思っていたのは、眺めていたのはそういったものたちでした。





『オールスターズメモリーズ』。
あの映画でやっぱりいちばん好きな曲。
今回のライブは歌手の方々がメインでBGMにスポットの当たるステージではなかったのですが、こういう形で繋がれてきたバトンを示してくれるという事。
プリキュアさんたちの変身動作も絶妙に身体の使い方を変えて速度を落とされていたりして、ステージのOPに相応しさを感じました。


『We can!!HUGっと!プリキュア』
15thのOPは確かにこれしかありませんよねー。
宮本佳那子さんの歌声が伸びやかに広がっていったのが印象的。
本当にお上手になられました…!

『SHINE!キラキラ☆プリキュアアラモード』
プリンを焼いたり、クッキーを焼いたり、ケーキをデコした日々を思い出します。
個人的には色々とひっかかりのあるシーズンだったのですが、今にして思えばあのひっかかりが私にとってのプリキュアを見直す機会になっていたのです。

『Dokkin◇魔法つかいプリキュア!part2』
恥ずかしながら生で聴くのは初めてだったのです。
思っていた以上にハチャメチャ大混乱な楽曲でヤバいよ!!!

『Miracle Go!プリンセスプリキュア』
最終回のあとに10数kmくらい歩いたのを思い出しますなぁ…
感情の落ち着け先が見つからなかったので。
あの頃はわりかしマメにお絵描きもしていたのが懐かしいです。


『ハピネスチャージプリキュア!WOW!』
歌手の方がどことなく不安げに見えたのが印象的でした。
その分精いっぱいの応援をしたく、ライトを振ったり声を出したりしたものです。
欲を言えばCメロ、『命あるもの全てと…』のフレーズを聞きたかった!

『ラブリンク』
ここで外してきてのED!
この曲は一生懸命おどりを練習した記憶があります。
…それもさることながら、あまりにもあまりにもドキプリを象徴する歌曲なのですよね。
自分自身の言葉で話しかけよう、大切な友になれるよ!
梅P世代の私としては色々戸惑っていた事も事実の世代なのですが、この曲で改めて納得した記憶があります。

『Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア』
いやーーーこの曲楽しいですよね!
音階の駆けあがりとかAメロのリズムとか、楽しさにすごく振ってる感じがあります。
そうかと思えば悲しみを見つめる歌詞だったり、好き…

『Let's Go!スマイルプリキュア!』
世間的にも凄まじく盛り上がりましたし、個人的にも思い入れがあります。
未だに最終回を観返せないのも、彼女らがあまりにも熱く、真っ直ぐで、ひたきに未来を観ているから。

『ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア』
なんといってもスイプリであり、くどまゆである。
私にとってはいつぞやのTEUCHI以来のくどまゆさん。
あの方のスター性は少しも曇っていなかった。
歌手としては辛さを隠せない事は否めません。
震災後からそういった場面が見受けられた事を私は覚えています。
それでも、あるいはだからこそ、くどまゆさんの輝きは少しも衰えない。

『Alright!ハートキャッチプリキュア!』
私にとってはじめて最初から最後までリアルタイムで走ったプリキュア。
盟友であるきゅあろっく氏と初めて録音した曲でもあります。
リズムが楽しいんですよねぇ…!

『You make me happy』
プリキュア歴代シンガーでもお気に入りの枠にある林ももこさん。
せっちゃんを思わせる低めのボイスが好きなのですが、ご本人がおもいのほかちっちゃい感じのキューティーガールで驚きました。
なんかもっとこう、サングラスとかショートパンツとかラメのイメージであった…w
楽曲に引っ張られ過ぎですな!w

『Let's!フレッシュプリキュア!~hybrid ver.~』
この曲の疾走感は白眉ですよね!!
OPのドラムとかAメロのリズム及びギターとか、かなり先進的な音つくりをしている感じ。
「オッケー!」の合いの手にmktnを思い出したのはないしょ。

『プリキュア5、フル・スロットルGoGo!』
くどまゆふたたび。
今でも心の奥に鮮烈に焼き付いているのですが、私がこの曲をはじめてライブで聴いたのはTEUCHIの大sure go!回でした。
間奏の『YES!プリキュア5GoGO!』を声の限り叫んだあの夜。
あの夜は本当に奇跡というか、くどまゆさんの尽きないパワーを思い知らされた感があります。

『まかせて☆スプラッシュ★スター☆』
みんな大好きやえ丼のステージ。
それにしてもせんせいはますます歌もステージングも上達してるのがヤバいですよね…!
もちろん以前から丁寧で正確だったと思うのですが、近年は歌声のパワフルさが増してる気がします。五條せんせいの影響とかもあるのかしらー。

『DANZEN!ふたりはプリキュアver.Max Heart』
いやーーーこれは真打登場感ありますよね!w
本編でコラボして、映画があって…な今年は特に!

『フレフレ!アイム・ア・チアリーダー!!』
恥ずかしながら守備範囲から外してしまっていました。
今年は年始早々バタバタしていてプリキュアに対する意識が足りていなかったのかもしれません。
フレフレ!の合いの手が楽しそうですよね!

『ウサギフト』
美山加恋さん、どことなく上品さがある物腰でした。
いちかちゃんに感じていた育ちの良さはこういう所にも源泉があったのかなぁ、という気持ち。
苺坂物語は一つのアルバムとしての完成度がムチャクチャ高いと思うのですが、その中でも白眉といって良い一曲だと思うのです。
伸び伸びとしていながらその中に丁寧さ…あるいは弱さと表現しても良いかと思うのですが、そういった歌い口にいちかちゃんを感じるのです。
Cメロも良かった…

「大好きだよ」。
いつでもハチャメチャに場を荒らすいちかちゃんの、あの底なしに優しい微笑みを思い出しました。

『ドリーミング☆プリンセスプリキュア』
ごきげんようできた…!

『夢までふたり乗り♪』
『朝日奈みらい、歌いまーす!』
『みんなに、リコに届け!』
朝日奈みらいがそこにいました。
単なる#49の再現ではなくて、あのステージからリコに届けようとする声だったように思います。
だってあんなにも楽しそうでしたもの。

『ドデカ・ラブ』
どうせならあの唐突な入りを再現してほしかったw
私はプロではないので想像なのですが、中島愛さんの歌を聴いているとコツコツとした練習の積み重ねをつよく感じるのですね。
そういったところもめぐみちゃんっぽさがあるよなぁ。

『笑う 笑えば 笑おう♪』
楽しい曲きた!
今回はキュアメタル要素の少ないライブだったのですが、こういう所でカバーしてくれてると嬉しいですよねー。

『たからもの』
生天目せんせいの入魂の一曲。
この曲は私もギターで練習するほどお気に入りでしたので、まさかこういう場所で聴けるとは思わず感激の一語です。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32255306?playlist=eyJpZCI6InZpZGVvX3BsYXlsaXN0X3VwbG9hZGVkIiwidXNlcklkIjoxNjEyNjY2fQ

「大貝第一中学校生徒会長、相田マナ!」
始終恥ずかしそうにしていた生天目せんせいですが、あの瞬間の堂々とした声は紛うことなく相田マナそのものでした。
響きましたよね、天井まで。

『ハートキャッチ☆パラダイス』
くどいようですがハートキャッチからリアタイの私としては思い入れが当然ある一曲。
ダンスの振付を少しだけ真似ながら振ったライト、楽しかったです!

マリンは相変わらず変な声だしフリーダムだし!w

『Girls never give up life』
北条響がそこにいた。
いや、いたんだってば。
声優さんにキャラクターを被せるのは失礼だとは思うのですが、見る限り小清水亜美さんの中に北条響がいるとしか思えないステージでした。
楽曲以外の場面でうろちょろしてるのもな!

『ハッピーカムカム』
ハッピーカムカム!!を叫べてしあわせ。

『明日、花咲く、笑顔、咲く。』
夢原のずみwithキュア・カルテット。
…キュア・カルテットですよ!
10年前の約束がここで果たされていたのかもしれない…という想像をして勝手に涙ぐんでおりました。
それぞれのメンバーの当時からの変化、より言うなら成長を観ているという感覚。

『ガンバランスdeダンス~咲&舞version』
これはもうね、TEUCHI勢の端くれとしては嬉しさしかないですよね。
彼女らのステージングの完成度…シリーズ終了からずーーっとライブを積み重ねてきた蓄積を感じるのです。

『ありったけの笑顔で』
8話使ってくるのずるくない??
この曲好きですし、もっと世間に広まるべき良曲だという思いもありますので、こういう場面で披露される事に嬉しさがあります。
映像で語られるなぎほのの等身大感も良かったー。
近年はカリスマ扱いされるふたりですが、ふつうの中学生ですものね。

中島愛さん。
めぐみちゃんこころのうたを歌ってくれたのがすごく嬉しかったのです。

『リワインドメモリー』
ふたりの魂の歌唱。
五條先生のドスの効いた歌い方が好きすぎるのですよ…
秋映画はそれぞれにプリキュアシリーズを好きでいた色んな世代へのアンサーという一面があったと思うのですが、その意味でこの曲のサビを全員歌唱にしていたのには大いに感激しました。

『キラリ☆スター☆トゥインクルプリキュア』
『WINくる!ミラクルユニバース☆』
そしてまさかの新世代である!!
ピコピコサウンドが一昔前の未来感あって楽しい!
やっぱり80's狙ってますよねー。
つくづくトレンドをに敏感。

『ムリムリ!?ありあり!!INじゃな~い?!』
この曲も楽しい曲よねーー!!!
むりむりありありいんじゃない?!の合いの手が楽しい楽しい!
ためいきもkawaii!!!

『キラキラしちゃってMy True Love!』
宮本佳那子さんをまだかなこー!と呼んでいた時期の楽しいスカサウンド。
裏打ちを気取りながら振るライトの楽しい事!!!

『ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!』
イントロのAre you ready?からの一連の掛け合いは私がここ何年かずーーっと願っていた瞬間だったのですよ…

あと、くどいようですが北条響がそこにいた。
遊ぶ!メロディ!
じっとなんかしてられない小清水亜美さんが楽しすぎます。
あと私はあの投げキッスを観ましたからね。
幻とかではないですからね。

響とえりかの落ち着きのない美少女コンビが可愛くて困った。
女児を構わずにいられない落ち着きの無さとか、ファリーとのふざけ合いとかw
そして黙っていれば美少女、という共通項!w

くどまゆさんのフェアリートーン!
工藤真由withフェアリートーンという狂気の楽曲がめちゃめちゃ好きだった私としては、ああいうサービスにはとても心が温かくなります。

北条響の気合のレシピ!
小清水亜美≒北条響さんの心意気もさることながら、結果として生まれるメニューが爆盛り一択になりそうでこわい!!
北条家の料理センスと響の食欲が重なって二乗になる。

『H@ppy Togther!!!』
プリキュアCG、二曲目にしてひとつの到達点。
楽曲としてのオシャレさ加減も、歌詞の本編との寄り添い方も、私の思う一つの理想点にあります。
そんな曲を生で聴ける喜びよ…
最後のキメで天高く指を差せた事がつよく残っています。

『「笑うが勝ち!」でGO!』
凄まじい思い入れのある一曲。
シリーズでも屈指の美しいEDを観ながら聴けた、という事もさることながら。
あの複雑な歌詞(コール?)を完璧にこなしていたTEUCHIチームに感動を覚えました。
それはあのステージにかける思いの重さ。

『Tomorrow song~あしたのうた~』
ご本人たちの歌に合わせて手を叩ける喜びよ。
この曲はハンドクラップでなきゃウソですよねー!

『この空の向こう』
屈指のピコピコ感を誇る一曲。
この曲もライブで聴くのははじめてなのですよね…
頭上でライトを回すのがすごく楽しかった思い出。

『イェイ!イェイ!イェイ!』
この曲も否応なしに両手を交互に上へ突き出さざるを得なかった。
EDのCGの美しさも印象深いですよね…こんなに楽しそうな曲なのに、サビで描かれるのは夕暮れだったり静かな海と月の光だったり、切ないような夜明けだったり。

『パーティハズカム』
ハピネスチャージプリキュア。
世間的には色々苦戦していたシーズンだけあって、このステージには感じるものがありました。
あたかもこの時間こそが、逆風に負けずに走り抜けた彼女らへの勲章のような。
がんばったんだもん、みんなでごほうび!

『夢は未来への道』
いやーーーなんといってもあの圧巻のソロに尽きますよね!!!!
分かり切っていた事ではありますが、ライブで感じる迫力の圧よ!

『CURE UP↑RA♡PA☆PA!~ほほえみになる魔法~』
あまり注目されない曲ではありますが、変態ベースとかがすごく楽しい。
…いつの日か、みらリコでライブを感じてみたい曲ではありますね!w

『レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム』
この頃はもう時間感覚を失っていた頃でしたよね…w
正直記憶も曖昧なので、もう完全に入ってしまってたんだろうと思います( *´艸`)

『HUGっと!YELL FOR YOU』
朝方に当日のハグプリを観ていた私としてはもうどうしようもない感情の荒波であった。
ところですごく余談なのですが、この曲の音を聴いてると時々クッキークリッカー(もっと言うとゴールデンクッキー)を思い出してしまうのですよね…w

『DANZEN!ふたりはプリキュア~唯一無二の光たち~』
そりゃあラストはこれしかないよね、という気持ち。

カーテンコール。
数回繰り返したのが楽しくて楽しくてw
北条響が相変わらず落ち着きがなくて最高に可愛いな!!!!

演者の皆様、ところどころで感極まっておられました。
私もプリオタの端くれながら冒頭のような感情の荒波に揺さぶられましたので、演者の方々の感情が思われる…というか、多少の想像はします。

ここからは余談。

スイプリ。
当時は震災下でテレビも映画も思うように観られず、毎朝近くのネットカフェに行ったり映画を観に隣県まで遠征した事を思い出します。
思い出したからと言ってどうという事はないのですが、自分の感情の揺さぶられっぷりはすっかり忘れたつもりでいたこういう記憶を掘り起こされたのも一員なのでしょうね。

お昼はアニonのカフェにもいきました。
あの時点でも相当楽しかったのですが、その数時間後にあれほどの場所にまみえる事になろうとは…
あと『カレイドスコープは知っている』がかかったのには盛大に吹きましたw
いや、リクエストしたのは同行のきゅあろっく氏だったのですがね!w

『勇気が君を待ってる』
私が行ったステージでは聴くことのなかった曲なのですが、不思議と終演後に口ずさみたくなりました。
ここのところロクな事が起きなくて(足の指折ったり家の鍵失くしたりw)テンション駄々下がりだったのですが、あのライブに居合わせられた今だからこそ、勇気を迎えにいかなければ。


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