■時間がない人のための要約
- MacBookをお使いの方、デスクトップWindowsもお持ちなら、MacBookのデュアルモニタ環境を作りつつ、WindowsもMac上から利用できる環境を構築できる
- 追加で必要になるのは「Apple Mini DisplayPort アダプタ(純正品で3,800円ほど)」と「Remote Desktop Connection Client for Mac(無料)」
■MBA+Windows PC環境
会社のMac Proが立ち上がらなくなった。泣
正確に言うと、諦めずに5、6回頑張っていれば、立ち上がってくれることもあるんですけど、起動の途中でプツンと落ちてしまう...
過去に2度ほど同様の症状に見まわれ、その時は電源の交換で治りましたが、もはや限界かと。
以前なら、さあどうしたものかと焦りもしたんでしょうけど、基本的に仕事のデータはファイルサーバーとクラウドにコピーが置いてあるので「まあいいや」とアッサリ廃棄処分することに。
そうは言っても、またMac Proを購入してもらうというのにも、気が引けるのです。
何しろ自分は印刷会社勤務とはいえ、営業部所属ですので、そもそもMacである必然性が薄い。
問題なく利用できるWindows 7機を与えてくれてもいますから。
※真ん中が、長らく愛用していたMac Pro。墓場に眠る...
そんなわけで、個人用の「MacBook Air」を活用することに。
仕事で外出時に利用していたものなので、そのままデスクトップ環境に持ってきても、面倒な移行作業などをしなくて済むということもありますし。
ところで、なぜ大人しくWindowsを使わないのか?と、思われたでしょうか。
いや、違うのです。自分はWindowsも積極的に活用しているのです。
今回は、そのあたりのお話などを。
トップ画像が、新たに設定した自分のデスクトップ環境なのですけど、分かりやすくするために色分けしてみました。
赤色が「MacBook Air」で、緑色が「外部モニタ」、そして青色が「Windows PC」です。
「外部モニタ」は、プレゼンの時にプロジェクタに繋ぐための「Apple Mini DisplayPort - VGAアダプタ」で、「MacBook Air」に繋がれています。
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MacBook用のモニタケーブルですが、純正品が高いと思われる方には、Planex製という選択もあります
この外部モニタ、元々は「Windows PC」のためのモニタなのですが、これを「MacBook Air」と繋ぐことで、デュアルモニタとして利用しているのです。
自分の「MacBook Air」は13インチですが、webアプリを使いつつ、ローカルの各種アプリも使うとなると、やはり画面が狭いと感じるので、デュアルモニタは是非とも欲しいアイテムとなります。
そうなると、「Windows PC」の画面が無くなるわけですが、それ用に新たにモニタを設置するとなると、自分の作業環境においてはさすがにオーバースペックとなります。
それぞれのキーボード、マウスが机の上にあるのも、邪魔ですし。
そこで使うのが、これ。
Remote Desktop Connection Client for Mac
Mac上で、一つのアプリのように「Windowsのデスクトップ」が表示され、全くシームレスに「Windows PC」を操作できます。
※画像を別窓で開くと、拡大して確認できます
Macの各窓の中に、Windowsの仮想環境が表示されているのがお分かりでしょうか。
「Parallels Desktop」や「VMware Fusion」と同様に利用できますが、本アプリの場合には、別途動いている「Windows PC」が必要であり、画面だけMacの中に間借りしている感じですので、少し趣は違います。
会社の業務用ソフトウェアや、レイアウトを崩したくないオフィス文書など、Windowsが活躍する場面は非常に多いので、便利に使わせて頂いています。
同様の環境があり、会社に個人用のラップトップを持ち込んでも構わない方、ぜひ試してみていただければ。