ただし、現実問題としてiPhoneには、他のモバイルマシンに比べて、非常に優れている点があります。
（今回は、アップルらしいユニークなユーザーインターフェイスについては、あえて触れません）
どこが優れているのかというと、webと快適に連携できるように考慮されているというところ。
（webと書いたからといって、Safariの話は出てきません。むしろ、Safariの安定性はまだまだ実用的とは言い難い）
はっきり言ってしまえば、iPhoneが後世に評価されるべきは、この一点と言い切ってしまって良いように思います。
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これ以外の、iPhoneの持つ特徴をいくら並べてみたところで、アンチの攻撃対象となるだけだと思います。
好みの問題であったり、代替機能があったり、大した問題ではなかったり、というレベルでしかない。
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では、具体的に上げてみます。
1.App Store
マシンに、アプリケーション（ソフト）をインストールするのが、非常に簡単。
また、アプリを探す際、基本的にはApp Store以外では対応アプリを手に入れられないので、web上をググリ倒す必要がない。
2.Mobile Me
予定表、連絡先など、PCとリアルタイムで同期できる。
外出前後に、いちいちPCと接続する必要がない。
自分が考えるのは、上記2点となります。
「まだ他にもある！」とか、「だから？」という声はあるでしょうが、とりあえずこの2つに絞っていいだろうと考えます。
WILLCOM 03に決める際に、最後まで迷っていたのが、iPhoneの持つこの2つのアドバンテージを諦めるかどうかということでした。
なのですが、この手の分野（ソフト、あるいはクラウド）において、Appleには強力なライバルがいます。
言うまでもなく、Googleです。
そのGoogleは、自分がWindows Mobileユーザーとして、指をくわえて見ていた上の2点のうち、2つ目に挙げた「Mobile Me」に替わる一つの解を提示してくれました。
Google Sync(Beta)です。
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iPhone用はこちら。
Windows Mobile用はこちら。
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が、その話をする前に少し前置きを。
自分は、スケジュール管理をiCalからGoogle Carendarに乗り換えているのですが、その理由は、予定をモバイルするため。
yamamoWorksさんの、Google Calendar Mobile Gatewayを使えば、一般的な携帯電話のケータイコンテンツ用簡易ブラウザでも、もちろんWindows Mobileでも（多分、iPhoneでも）Google Carendarにアクセスでき、予定の閲覧、編集が可能になります。
このGCMGは、docomoのケータイを使っていた時から愛用していました。
しかし、ブラウザ上でのスケジュール確認となると、サッと取出してサッと確認というのが難しい。
オフラインにして、表示を置いておく手もありますが、デジモノに関してはどうも潔癖なきらいのある自分。
使わないアプリは、できれば終了させておきたいのです。
そこで次にお世話になっていたのが、とーふさんのPOsync。
（WILLCOMのW-ZEROシリーズ用ということになっていますので、その他のWindows Mobileマシンで動くかどうかは、分かりません）
これも、非常に役立ちました。
予定の閲覧性は、Google Calendar Mobile GatewayよりWILLCOM 03搭載の予定表の方が優れていますので、つい先日まで本当に便利に使わせていただいていました。
ただ、問題はいちいち同期しないといけない点。
ケーブルで繋ぐ必要はありませんから、さあ出かけるそ、という時にチョイチョイと画面タップして起動させてやれば、あとは同期終了を待ってればいいだけではありますが・・・
さあ、お待たせしました。やっと登場です、Google Sync(Beta)。
と、思わせておいて、先に1本紹介だけ(笑)
実は、Google Sync(Beta)と同等の機能を先に実現していたアプリがありました。
NuevaSyncです。
Windows Mobileのみならず、iPhoneのカレンダーと、Google Carendarを同期させることもできます。
いや、むしろiPhoneで使うことを強く意識しているであろうことは、リンク先へ行っていただけるとお分かりでしょう。
そのうちに試そうと思いながら、忙しくてズルズル・・・
なんてやっているうちに、出てきたのです、Google Sync(Beta)。
早速、WILLCOM 03で使い始めましたが。
もう何と言うか。
本当に素晴らしい！
Mac miniからでも、WILLCOM 03からでも、予定の登録、変更をしたらそれだけ。
放っておけば、ちゃんと同期される。
しかも。
フリーなのです。
無料。
ああ、小遣い壱萬円男にとって、なんと心地の良い響きでしょう(笑)
Mobile Meは、年間1万円必要ですから、この差は大きい。
Google、恐るべしです。
ちなみに、このGoogle Syncは、まだベータ版です。
そして、日本語対応版はありません。
自分の場合、今のところ特に問題は起こっていませんが、使う人は自己責任にて。
んんん。
こうなると、やっぱり気になるAndroid搭載マシン。
ネットブックとモバイル端末は、かなり熱いですねぇ、今。
