Mac miniのある生活

iPadの恐るべき訴求力

さっきの記事の最後に、ちょっと触れましたが。
今朝、うちの嫁さんから、およそ考えつかない発言が飛び出したのです。

最近になって訪れてくれるようになった方々のために、うちの嫁さんがどういう人かを、軽く説明しますと。
一言でいえば、守銭奴。
かなりのケチ。
自分が無駄だと思うものには、1円たりとも払いたくない人。

具体例を挙げましょう。

(その1)
うちはオール電化住宅で、夜11時以降になると、電気代が安くなる。
そこで、電気を使うのはなるべく11時以降にしようというのは、当然ともいえるのですが。
話し過ぎで、今にも充電が切れようとしている携帯電話があったとして、11時より前に充電器に繋ぐと。。。

「ちょっと、何しよん?外して!それ。」

ケータイを満充電にするのなんて、数円の話な訳で。
使えなくて困る方優先じゃないの?とか。

(その2)
よく書いてますが、小遣いを壱萬円に押さえられている、とか。

(その3)
嫁さんのdocomoケータイは、パケ使った分だけプラン。
要するに、一切サイトに繋がない。

「だって、無駄でしょ?」

ネット経由で何かしたい時には、自分に命令。

「パソコン(つまり、Mac mini のこと)でも、ちっちゃいパソコン(つまり、WILLCOM 03 のこと)でもいいから、ちょっとやって!」

まあ、書き始めると際限がないので(苦笑)
このへんで。。。

何しろ、Mac mini 買う時だって、随分苦労したのですよ。
自分にとっては、最安値の条件提示ですから、これ以上はどうしようもないところだったのですが。
モニタとか、諸々合計で10万弱という金額は、デジ物にコレっぽっちも興味のない嫁さんにしてみたら、犯罪的な額面だったわけです。。。

なので。
今回、iPad 買うとして、その資金をどうするかとなると。
必死で小遣い貯めるしかなかった訳です。

快調に動いている Mac mini と WILLCOM 03 が既にあるのに、さらに iPad を買うというのは、嫁さんにとってみたら。

まさに贅沢の極み。
いや。
愚者の行い。
家族に対する重大な裏切り行為。
これだけ書いて、彼女の気持ちを代弁し切れているかどうか怪しいというレベルなわけです。

ところが。
これまた、前の前の記事に書いたように。

その虎の子貯金に手をつけてしまう、アホ亭主(苦笑)

まあ。
そもそも5万にはまだ届いていませんでしたけど。

つーわけで。
もうこうなったら、嫁さんに土下座して。
毎週日曜日は、子供の世話をしながら。
掃除、洗濯とかしつつ。
庭の草抜きだってやっちゃうよ的、マイホームパパを精一杯演じさせていただこうかと。
そう思い悩んでいた矢先。
今朝、急に。














「アイポットって、いいよねぇ?」





ん?
iPod のことか?
発音違うんだけど。
まあ、いいとして。
子供のピアノレッスンにでも使おうって腹か。
うん。
まあ、そんなとこだろう。
コンクールの予選が近づいてきてるし。

「買うの?iPod。シャッフルなら、俺が使いよるのあるけど?貸そか?」
という、何気ない言葉に対する返答は、自分の脳みそを揺らして。
アゴにパンチをもう沢山というレベルで貰ったパンチドランカーのようにしてしまうのに充分なインパクトを持っていた。














「予約できるようになった、て話じゃないの?まだ買えんのやろ?」














嗚呼、神よ!

もう悪いことしません。
遊びも程々にします。
どうか、お許しください。















ん?










『え?』





どうやら、自分の知識を総動員した限りにおいては。
目の前にいる女は iPad の話をしているらしい。
多分、間違いない。
テレビか何かで見たに違いない。
ワイドショーだろう。
「奥さま」といわれる連中がよく見ている類いのアレだ。

「パソコン嫌いな貴女でも指で簡単に、ほら使える。」とか何とか。
きっと、クックパッドなんて紹介しつつ。
iPhone のコマーシャルも、ボディブローのように効いていたに違いない。





ほう。
そう来たか。
来てしまいましたか。




「来ていただいたのですね?(号泣)」





いや。
でも、油断は禁物なのですよ。
ダテに10年以上付き合ってないわけで。

ここで調子に乗ると、全て嫁さんのペースで事が進んでしまう。

(Step 1)
家計で iPad 買う。

(Step 2)
所有権は、嫁さんということになる。
ほとんどが、自分の給料からなっている家計であるにもかかわらず。

(Step 3)
仕事に使うために持ち出そうとする自分の背後から声をかけてくる嫁さん。
普段「いってらっしゃい」なんて言わないくせに。

(Step 4)
「置いていきなさいよ」

(Step 5)
バイクを飛ばして、会社へ行きながら。
なぜだろう、涙で前が見えないよ。


まずい。
こうなることは目に見えている。
ここは、落ち着いて。
どうする?











「あぁ。オレ買うよ?大丈夫だいじょーぶ(微笑)」


何が大丈夫なのか、よく分からんけど。
とりあえず、所有権を譲るわけにはいかん。

問題は、費用の捻出だけだ。
そこは、後でどうにかするだけだ。


と、まあ。
こんな顛末がありましてね。
結局、今日はまだ仕事中なので、嫁さんと話は出来なさそうですけど。

一歩ならず、二歩も三歩も前進して行き過ぎレベルですよ。
いったい何なんだ?
iPad。。。

恐ろしい(苦笑)

コメント一覧

管理人
Re: Unknown
ありがとうございます m(_ _ )m

頑張って、iPad のある生活を手に入れたいと思います!
Unknown
頑張ってください笑

レビューお待ちしています
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