フランケンシュタインの恋９

いよいよ９話。

過去を思い出した研さん、
呼六さんだった頃のことをラジオで語り始める。

呼六さんて
本当に天使みたいに純粋な人だったんだ。(研さんもそうだもんね。)

農家の生まれで独学で医師免許を取るって凄い。
その純粋さ、一生懸命さは、人をして助けて上げたいと思わせるに充分なもの。
本人の努力もあるだろうけど、性格のよさで色んな人の助けを受け医師になれたんだね。

喋り方可愛いし、サキさんとの恋の始まり可愛いな～

その天使みたいな純粋さは、いわゆる恋敵である博士の心をも打ったんだろう。

博士の心模様も深い。
呼六さんは、悲しくも伝染病であっけなく死んでしまうんだけど…
悲しみのあまり自殺まで図ろうとした愛するサキさんの為に、
呼六さんを生き返らせようとする博士…
結局は呼六さんをも愛していた事に気づきたんだろうね。

研さんは語る。

「僕は先生の恋から生まれてきた。
人間の憎しみや怒りや野心や欲望からではなく、
人間の恋から生まれてきた。
だから僕は恋をすることができた。」

「フランケンシュタインの恋」とは研さんの恋であり、博士の恋でもあったのかな。

呼六さんを生き返らせた博士。
でも変態した呼六さんの手によってサキさんまで死んでしまう。
辛く切ない…
博士は呼六さんを可愛いがって一緒にどのくらいの間二人で暮らしたのかな。
呼六さんを残して死んでしまうのも辛かった事だろう。



この三人のラブストーリーは本当に深い。
つくづくもっとゆっくり見せて欲しかった。



そして、
稲庭先輩も凄いんだよね。
津軽さんを好きでもあり、研さんを好きでもあり、
二人のために一生懸命頑張る先輩。
なんか博士とだぶる気がするな～

天草との絡みもよかった。
オーディオコメンタリーでも言ってた、
涙が止まらなかったというシーン、
二人の涙にもらい泣きした。

あ、十勝さんも最後に分かってくれてよかったな～



来週いよいよ最終回！

予告では、
悲しい事に警察に追われるみたい…
工務店の優しい人達が助けてくれるみたいだけど、

そして研さんが最後「さようなら」て言ってるし…
その言い方が本当に切なくて心打たれる。

いったい研さんどうなるんだろう…
ハッピーエンドを期待したいけど…

終わったらロスの辛さが目に見える…
早く見たいような見たくないような…
(一体どっちやねん、笑)ですね……