病棟クリスマス会とサクラ先生

母の入院後、
毎日病院通いしている。

今回のコウノドリセカンドシーズンの感想は
なかなか書けなかったけど、
毎回感動の涙を流したり、思う事は色々。

特に、
今、母の命と向き合う毎日なので、
尚更コウノドリの描く命への向き合い方には、
感動して、癒されてもいます。


先日、
母が入院している緩和ケア病棟で、
クリスマス会が開かれました。

母も、
可愛い赤い帽子をかぶって(かぶらされて？)にこにこ顔でした。
主治医の先生は、普段からめちゃくちゃ優しい先生なのですが、
なんとトナカイの着ぐるみを着ておられて、母もびっくりしてにこにこです。

ピアノ(多分プロの方？)はリクエストをすると何でも弾いて下さいます。

この病棟では二週ごとにピアノコンサートがあり、その時もリクエストOKです。


私は本当に幸せです。
だってサクラ先生をイメージして、その演奏を聴けるのですからね(笑)

ここはBaby, God bless youやFor tomorrowをリクエストしたい所ですけど(笑)
やはり、ここの患者の皆さんは演歌がお好きなお年頃なので、ちょっと遠慮です(笑)


二年前の父の入院時を思い出す事もよくあります。
あの時の病院では、
主治医の先生がサキソフォンを吹いて下さったな～

なんとあの時もコウノドリ一期で、
サクラ先生に癒されて父の病院通いをしたんだよね。

そして、
今回の母の入院もサクラ先生が癒してくれて、
私は頑張れてると思う。


毎日、朝から母の病室に「おはよう」て元気に入ると、
母はにこにこの可愛い笑顔で「おはよう」と迎えてくれます。

私はその笑顔を見に毎日通ってるのです。


でも今はよく食べてくれるけど、食べなくなる時がくるのか、とか考えて辛くなる事もあります。

正直、看取るのはこわいし悲しいし、自分が、その時どうなるのか自信もない。


でも、今、私ができることを思い切りやりたいとだけ思ってます。
母の手をとり、手足のマッサージしたり、喋ったり笑いあったり、母の好きなものを食べさせたりする毎日です。

サクラ先生も頑張れ！
て言ってくれてるよね。
頑張るよ。

明日は
いよいよコウノドリ最終回。
終わるのはさみしい。今からロスがこわい。

何だかベルソナでもクリスマス会ありそうね～
又ピアノ弾いてくれるのかな。
楽しみ～～

母の事、そして「ラストレシピ」

母は頑張ってくれてます。

11月1日に入院した時、一二週間の命と言われたのに、頑張ってくれてます。

毎朝、朝食までに病室訪れたら、
にこにこの可愛い笑顔で迎えてくれます。

入院時、息苦しくて食べれなかったのに、いっぱい食べてくれます。

先生に「奇跡的。娘さんのサポートのおかげかな」と
言われました。

別に自慢でも何でもなく、私は母の優しい笑顔をいつまでも見ていたいだけです。

母の描いた絵とか飾って、大好きな猫のぬいぐるみロボットを枕元にいつも抱っこしてます。

看護師さんは皆さん優しくて、母の事を「可愛いわ～」と言ってよくお世話して下さいます。

私は、
人に言うと大抵びっくりされるのですが、
子供のころからずっと母に叱られた事がないのです。

父にはよく叱られましたが、母はいつも優しい存在でした。

今、この母の大事な最期の時間、母に優しく接してあげられるのは、
本当に幸せな事です。

先日、今夏にお母さんを亡くされた友達と会って喋ってたら、二人で大泣きしてしまいました。

私は今は多分気が張っているので、
まだ亡くなってしまった後の事は想像もできません。
どれだけ悲しく、寂しく、辛いんだろう。

友達は、
「貴女の為にお母さん頑張って生きてくれてるみたいね」と言ってくれました。


先日、
弟が交代してくれた時、
「ラストレシピ」をやっと観に行けました。

剛くんが思ってたよりよく出てて重要な役柄でとてもよかった。

コウノドリもとても優しい剛くん。

「亜人」もっと観に行きたかったな～もの凄く剛くんよかったから。

剛くんに癒されながら、
母との時間大切にしようと思ってます。