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電気器具とはいえ単なる配線に過ぎない延長コード、その長さは目的により10cmから20m程度までと幅広い
契約期間は1ヶ月からスタート、昇給が望み薄ながらも自身の能力と技術を提供、契約上限内(3年)で更新していく派遣社員の長期契約は、離れた場所にある電気機器に電源を供給するために継ぎ足していく延長コードと似ている
結局、直接雇用は見合わせた (16日)
入社日の約10日程前に派遣元の営業担当者から急遽飛び込んできた追加募集の業務と新たに雇用契約を結んだ
今度の派遣先は前回と比較して往復約1時間の短縮、1.2倍の給与となる
初回の契約期間は1ヶ月強のやや変則的なものとなるが、その後は1ヶ月毎の更新となる
やっぱり、延長コードみたいだ.....
どんな形であれ、やりきった感を残したい
やり切れなさの残る結末だった。。。。。
津原泰水の『延長コード』
数年前に家出した虚言癖のある17歳の小春の訃報を受け、生前娘が世話になっていた夫婦の家を訪ねた父親・早見が遺品として手渡されたのは
大量の“延長コード”だった
ある日の夜間、娘のお気に入りだった家出先の部屋から“延長コード”を繋ぎに繋いで歩いた林の行き止まりで父親が眼前にしたのは、小さな川だった
彼女にとって、川を渡ることは“死”を意味することではなく“生きて還ってくる”ことへの、あるいは無謀な“挑戦”だったのかもしれない.......
短期から始まった契約が、図らずも長期となり、更には新たな契約へと途切れることなく繋がってきた約2年半――
私の“延長コード”は、どこまで続くのだろう
保証はない
いつ途切れるかもしれない“あやふやな関係”が、ちょっとスリリングで面白い
そんな生き方が案外、私には合っているのかもしれない
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