misty green and blue

Life is like an onion...

黄金比

2017-08-06 | something
                  


四角形の比率が1:1.618の長方形を“黄金長方形”と言い、紀元前古代ギリシャのピタゴラス学派に端を発する
黄金比はヨーロッパでは古くから最も美しい長方形として親しまれ、ミロのビーナス、パリの凱旋門、ギリシャ遺跡・パルテノン神殿などにも、この比率が用いられている

調和的で美しい比例関係を生み出す黄金比は、美術的要素の一つとされる
その一例として人体比率(8頭身:数理的に均整のとれた美の原理とする人体の理想的比率)に強い関心を抱いていたLeonardo da Vinciの「ウィトルウィウス的人体図」が余りにも有名

ウィトルウィウスが提唱した理論を表現した男性人体図の習作である「ウィトルウィウス的人体図」― 私が黄金比に興味を持ったのも、この図がきっかけであった


最も美しいとされる黄金比の頭部
・顔の中央の高さに両目がある
・顔の頭頂から眉毛の上まで、眉毛から鼻の下まで、鼻の下からあごの先までがほぼ同じ長さ
・顔の横幅は目の横幅の4倍~5倍
・両目の間隔は目の横幅に等しい
・耳の高さはほぼ鼻の下から目尻まで
・鼻の横幅は目の横幅にほぼ等しい
・口の横幅は二つの瞳の距離に等しい

ちなみに、“世界で最も美しいとされる男性の顔”としてランクされたのが以下の著名人である
1位 George Clooney (アイルランド系アメリカ人):91.86%
2位 Bradley Cooper (アイルランド・イタリア系アメリカ人):91.80%
3位 Brad Pitt (イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランド・北アイルランド・ドイツ系アメリカ人):90.51%
4位 Harry Styles (イギリス人):89.63%
5位 David Beckham (イギリス人):88.96%

Brad PittやDavid Beckhamを美男だと思っていた私としては、なかなか嬉しいランキングではある
ところが、Bradley CooperやHarry Stylesを個人的には美男と思えない、この不思議......
そこには理論理屈では計り知れない、いわゆる“個人的好み”が深く係わっているのだろう


余談だが、美しい男性を形容する言葉として今や当たり前のように用いられている“イケメン”
正直、個人的にはあまり好きではない
なんとなく軽い印象を受けるからだ

美男
男前
二枚目
ハンサム

ほとんど死語と化した古風な表現の方が、私は好ましい
どことなく“品格”を感じさせるからかもしれない


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