町の片隅に咲くタンポポ。。。。生命の不思議さを感じます。

「タンポポ」

今、京都の町では桜の花が人々の心を和ましてくる季節です。
そこかしこに咲く桜の花も満開に近くなり、よりいっそう町を引き立ててくれます。


その町の片隅にひっそりと咲くタンポポの花・・・

街路樹の片隅に…忘れられたように咲いていました

でも、近づいてみると花の色のなんと綺麗なことでしょう

緑の葉の中に鮮やかな黄色の花びらが優雅に咲いています

人は大きなものや壮大なものにあこがれ、そのことに意識を向けますが

この忘れかけたような小さな生命の中に、自然の神秘と不思議さを感じます

人がどんなに着飾ったとしても、自然の美には到底及びません

そして、人間には決して作りえない、生命の根源　


神の領域とでも言うのか…そういったものをこの小さな花の命の中に

感じます


「千本今出川」にて



Nikon Coolpix P5100