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ブック・ライフ・カフェ 

~TOKYO・ヨコハマのカフェめぐり~ 私が出会った幸せスイーツなひととき報告&時々読んだ本の紹介をします☆

ヴィジェ・ルブラン展のこと

2011年05月01日 00時33分58秒 | アートあれこれ
先週、パリ好きなあっちゃんと、東京駅・丸の内エリアにある三菱一号館美術館へ行ってきましたよ。
ヴィジェ・ルブラン展を鑑賞してきました。

久しぶりのアートに触れる時間。
数百年前の人の目に触れた絵画を、時空を越えて、私も共有しているこの不思議。

マリー・アントワネットが生きていた頃に活躍した女性画家たちの作品は、
モデルになった人物を活き活きと再現していて見ていて楽しかったです。

個人的には特に子供の肖像が可愛らしくて。

あと当時の洋服も!
レースや要所にあしらったリボン、
シフォンっぽい質感のものや、コットンの優しい風合い、
ビロードのしっとりとした艶がキャンバスにしっかりと再現されていて素敵でした。


メアリー・ブレア展

2009年09月06日 21時56分55秒 | アートあれこれ
ディズニーアート展から3年、
東京都現代美術館で再び、素敵な企画展が開催されているんです☆

メアリー・ブレア展

3年前の企画展でもいくつか彼女の作品を見たんだけど、
物語の世界観を伝える構図や色の使い方がとっても素敵なのです。

まだアメリカに働く女性の少なかった時代の中で
28歳にディズニー社に入社、
36歳に長男、39歳に次男を出産、
42歳では子育てに専念するためにディズニー退社、
それからしばらくフリーで広告制作に関わり絵本や、広告・雑誌デザインを手掛け、
52歳の時、再び「イッツ・ア・スモール・ワールド」の制作スタッフとしてディズニーの世界に戻る。

女性として、
母として、
アーティストとして、
20世紀を生きた彼女の作品を間近に見ることができました。

企画展の会期は10/4(日)まで。

彼女のイラストを用いた色んなグッズ販売もあるので、可愛いもの好きな人にはお勧めですよ~☆

モネ大回顧展

2007年07月01日 20時55分49秒 | アートあれこれ
7月最初の休日。

あと20日もしたら、学校は夏休み。
それが当たり前だった時期は、遠い過去になりつつあると思う今日この頃。
長い夏休みのなくなった夏を過ごして3年…あんなに自由にしていられた頃に戻りたいなぁ★
そしたらもっと、やりたいこといろいろできるのにさ。
とはいえ、休みがないからって何もやらないってことはないんです!


今日は東京ミッドタウンまで、モネ大回顧展を見に行ってきました。
私のフランス関連なイベントもこれで一段落って感じですかね。
さすがは会期最後の休日、たくさんの人がきてて入場までしばらく並びました

     

モネの代表作のひとつ、日傘を持った女性の絵は風の動きがわかるような筆使いで、柔らかで爽やかな空気がとても好きです。
同じ人物を似た構図で描いた絵がオルセー美術館の壁にもあって、
その隣りの空いた壁にはこの絵が日本に貸出し中だって案内が小さく出てた。
これで、対となっている絵も見れたわけだ。



モネが晩年に手掛けた睡蓮の庭の連作。
この回顧展では8枚の睡蓮があったよ。
西洋美術館蔵なんかはたぶん前にも見たことがあるんだろうけど、通算15作くらいは見てるんじゃないかな。
明るい水面、暗い岸部、木々の間から見える赤い太鼓橋、そしてまどろみの睡蓮たち。

光と影がぶつかるところはかならずしも白黒じゃなくてグレーがかった青だったり、時にオレンジだったりしてその表現には驚きです。
きっと絵の具を渡されても、普通こんな色の選び方はしないような気がする。


考えてみたら母や姉に連れられて、いろんな美術館でモネの絵を見てきたなぁ。
東京都立美術館、国立西洋美術館、森美術館、地中美術館、ルーブル、オルセー、オランジュリー…

次はどこで出会えるのだろう。

六本木イルミと東京タワー

2006年11月18日 21時42分27秒 | アートあれこれ
今日はクリーブランド美術館展を観に行ってきました。
芸術の秋にしようと思っての予定も終盤です☆

アメリカの美術館が集めたヨーロッパ絵画が、
この極東の島国日本にそびえる六本木ヒルズの空近い空間に鎮座することになるだろうなんて、
ひと昔前の画家達に想像できただろうか。・・・いや、きっとできない。(なぜか無駄に反語。)

展示されていた作品はルノワール、モネ、モディリアーニ、ゴーギャン…
近代絵画はやっぱり落ち着いてみれるというか、
あまり難しいこと考えないでうっとり気分に浸れるから嬉しい。
自分の中にある美しいって価値観の構成要素のひとつだからかな?
中世の西洋画もその世界に脳内トリップできるから好き♪
大学で美術系の講義取ってけっこう楽しかったんだよね

美術館を出て、ヒルズ内の美味しそうなパンを作っているお店を発見!
L'ATELIER de Joel Robuchon ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション
お洒落なフレンチレストランに併設されているブーランジュリーで、
焼きたてバゲットとクロワッサン、テイクアウトコーヒーを買って軽くお茶にしました。
あー焼きたてのパンってなんでこんなに美味しいんだろう

展覧会の絵は撮れないから、帰り道に見た六本木イルミを載っけますね☆
少し離れた向こうには、東京タワーの温かい色。
冷たくなってきた黄昏時の空気の中で、その存在感がひとまわり大きく見えた。

ネコ好きにおすすめの日本画

2006年11月15日 22時12分37秒 | アートあれこれ
そういえば私、西洋画は割と見に行くのに、普段あまり日本画を積極的に見ません。
仏像は好きなんですけどね。あとお寺とか建物自体ね。
今日はぐるっとパスを活用するべく、
日本画コレクションが充実しているという山種美術館に初めて行って来ました。

最寄駅は半蔵門駅。そこから靖国神社の方へ歩いていく途中にあります。
美術館はビルの一角を使っているだけであまり大きくなく、
イメージ的にはデパートの展示フロアのような感じ。

今は『竹内栖鳳とその弟子たち』展を開催しているそうな。
日本画の知識がないので知らない人の作品ばかり。
ただ美人画で有名という上村松園だけは「なんでも鑑定団」で見たことあったな。
きりっとして、それでいて色っぽい女性の立ち居振舞い。大人の女性の鑑ですな。


さてさて、今回メインの作品は、
重要文化財に指定されている竹内栖鳳作『班猫(まだらねこ)』です。

ふわふわした毛並みの質感がネコ好きにはたまらない~~

モデルとなった猫は沼津で偶然見つけた、八百屋のおかみさんが可愛がってた猫なんだそう。
絵はがきを買ったけど、あのなんともいえない毛並みっぷりは実物を見ないと。
あと振り返った目の碧色が素敵なのです。
この画家さん、他に蛙も描いてたんだけどその水の碧色もすごく綺麗だったなぁ
まさにネコ版「見返り美人」!


(こちらは歴史の教科書によく載る菱川師宣作の「見返り美人図」)

こうやってじっくり日本の美を見るのは新鮮だなぁ

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢

2006年11月15日 21時29分46秒 | アートあれこれ
今日は週のまんなか水曜日。
有給を取って、母と世田谷美術館で開催中のルソー展を観に行ってきたよ。

最寄の駅は東急田園都市線の用賀駅。
そこから美術館がある砧公園へ向かうと、子供たちが広場で遊ぶ穏やかな平日のひとコマに出会う。

美術館に着いてすぐ、併設レストランの方へ行ってみました。
砧公園が臨める「ル・ジャルダン」でゆったりお昼ごはんを食べるのが今日の目的のひとつなのです☆
展示を見てからだとお店が混むだろうと思って、先にランチタイムにすることにしました。

11時半、まだお客さんが少なかったので窓際の席に案内してもらえたよ♪
公園の緑を見ながらフレンチを食べるなんて素敵だわ
もう少ししたら遠くに紅葉した木々も見ることができるかも☆

さて、注文したのはランチメニューのポークスペアリブ。

サラダとパンとコーヒーor紅茶が付いて1200円でした。
よく煮込まれているのでお肉を骨からするりと取ることができました。
見た目ほどこってりしてなくて美味しかったですよー

ごはんの途中、お店の人がケーキをワゴンに乗せて勧めてきたので、
ついつい食後にマロンケーキなんぞいただいてしまう食い意地の張ったみじゅんです

ちょうど写真を撮ろうとしたら、窓からの日差しが強くなって妙に陰影のついた画像になってしまった・・・。


さてさてさて。本命の美術館内へ。
レストランから美術館へは回廊でつながっているので、寒い思いをすることなく移動できます。
その空間がなんとも非日常的な静けさで心地よいのです。
現在開催しているのは素朴派と呼ばれるルソーの作品と、ルソーの絵に触発された日本人画家たちの作品が並ぶ展覧会です。(会期12/10まで)

ルソーの絵は不思議なことに音がイメージできない。
街並みや人々を描いていてもまったく音が聞こえてこない、静かな世界・・・。
これがムンクの「叫び」だったらひどく悲しい嘆きの声が聞こえてきそうなのに。
なぜかルソーの絵の前だと、聴覚が働かない気がするのです。
そういったところが瞬間を切りとる写真家の感性に合ったのか、
後半の展示にはルソーの世界に構想を得た写真家達の作品が紹介されています。
あと、ルソーの絵をオマージュにした現代作家達のちょっとシュールな作品群も魅力的でした。

ルソー展を観終わった後、ぐるっとパスを持っているのでもうひとつ美術館めぐりをしてきました。
それはまた別タイトルで書くことにしますね

庭園美術館

2006年09月30日 21時48分28秒 | アートあれこれ
9月最後の土曜日は、東京都庭園美術館へ行ってまいりました。

白金にあるこちらの美術館は、旧朝香宮家がお住まいだった邸宅で、
現在、アール・デコ様式がちりばめられたこの建物自体を展示物にした企画展が開催されています。
『旧朝香宮邸のアール・デコ ―小客室新規公開  2006年7月8日(土)~10月1日(日)』

会期中は館内の写真撮影が可能ということで、
来場者は思い思いのアングルで撮影を楽しんでいました。
私も何枚か撮ってきました~♪


家の中にこんな丸窓があるなんて!!


赤いカーペットの敷かれた階段の手すり部分は、
お花を飾ったりいろいろできそう♪


天井にあるカラフルな星のランプが室内を明るく照らしています


他にもルネ・ラリックがデザインしたシャンデリアの飾られた大広間や、
チェスボードの上みたいな市松模様の床が印象的な温室があって素敵なお屋敷でした。

去年、上野の東京都美術館で「アール・デコ展 -きらめくモダンの夢-」がすごく楽しい企画展だと思ったけど、
庭園美術館に足を運べばいつでもアール・デコの世界に触れられるんですなぁ

ディズニー・アート展

2006年08月26日 22時42分28秒 | アートあれこれ

行ってきました♪

ディズニー・アート展@東京都現代美術館で開催中してます。

千葉大学で約半世紀の時を経て発見されたディズニーのセル画と、
ディズニー社が所蔵している原画やイメージコンセプト画を集めたこの企画展は、
20世紀の娯楽の象徴であるディズニー映画を、芸術という視点で見つめる興味深いものでした☆

やー可愛かったー綺麗だったー。

ディズニー映画ってすごいたくさんの人達の情熱とエネルギーが注ぎ込まれてるんだということを実感したよ。
何かを作り出す仕事ってかっこいいですなぁ


展示エリアの一角には、こうして積み木遊びができるところも
9月24日までやってまする。

上の東京メトロ特別一日乗車券もあって、そちらもオススメです♪

夏の夜の華火

2006年08月10日 22時23分48秒 | アートあれこれ
気が付くと立秋。
暦の上では秋になったけど、実際はまだまだ夏!

今日は花火を見に行ってきました☆
といっても鎌倉の花火大会ではなくて、
向かった先は東急東横線の中目黒駅です。
駅から歩いて5分くらいのところにあるBALS STOREというところへ行ったんです。
このお洒落なインテリアショップやカフェなどか入った建物の一角で、
花火の写真展をやっているという情報を入手したもので。ハイ。

アートスペース「unwrap」にて開催の、
BALS STORE SUMMER FESTIVAL 2006 dream fire works ~夏の夜の華~』です。
花火って撮り方によって本当に花のようになるんだなぁと感動してきました☆

そして夜ごはんにchano-maへ。
赤レンガ倉庫以外に中目黒店もあったんだね♪
角煮オムレツ、柚子味噌カツ、五穀米に豚汁、
の純和風なレパートリーがテーブルを彩ってくれました☆
美味しかったー♪♪
中目黒にはあんまり行かないけど、
また赤レンガ倉庫店へごはん食べに行きたいなぁ