放置竹林をみんなの集いの場に。

放置されてた竹林をボランティアで整備し、
心を開放しリラックスして過ごしてもらえるような
竹林空間を造っています。

学びの原点

2019-05-04 08:28:25 | わんぱく自然探検隊
たけのこ掘りの親子イベント終了後
参加者のお子様Hくんが描いてくれた
絵を紹介します。



イベント後に自宅に帰って 自由勉強の宿題で
竹のことを書いてくれたそうです。
Hくんの絵から 学びの原点の大切さを
あらためて感じました。

イベント当日
Hくんは、お母さんと一緒に 小さなスコップで
たけのこを 一生懸命
じっくり 時間をかけて
丁寧に掘り出してくれていました。

わんぱく自然探検隊の竹林は、整備が行き届いた
竹林とは違い、竹の地下茎がビッシリと
張り巡らされた 硬い土。


なので・・・

たけのこ一本掘り出すだけでも 一苦労なのですが、
深く穴を掘っていくことで
竹の地下茎の様子や、どのように たけのこが
生えているのかを じっくり学んでいけます。

Hくんは、
何度もたけのこを掘ることを繰り返すながで
見えないけれど、おそらく 土の中で
竹とたけのこが、描いてくれた絵のように
繋がっているんだろう・・ と導きだしたのです。


Hくんの お母様からは、 以下のコメントを
いただきました。

毎回のイベントを通して、彼なりに色々な事を学びとっているように感じます。

早速自由勉強の宿題に竹について書きました!
絵を見て、本物に触れたから書けた絵だなと思いま
した😃
教科書だけでなく体験は
素晴らしいですね。



日頃から 私が 子ども達と接する時に
一番 大切にしていること。

それは、
答えを導き出すまでの 過程を丁寧に、そして
大切にすること。

どうして こうなるのかな?
そうか! こうなっているのか!
など、

子どもの頃から、自分なりに
予想し、実体験や実践を繰り返し
失敗したり 成功したりしながら
自分なりの答えを導き出す経験を
増やしてあげたい。

テレビやコンピュータ、タブレットの普及により、様々な情報や刺激が視覚を通じて入ってくるこの頃。

目を閉じて耳を澄ませることや、
実体験を通じて学ぶ機会が本当に少なくなりました。

家のなかや公園や 自然の中で
5分でいいから目を閉じて、
何が聞こえるか集中してみたり
何かに 集中して 取り組んでみたり、
小さな子なら 思い切り 身体を動かして遊んでみたり。

五感で感じる機会を
ゆっくりでいいから増やして欲しいと
願っています。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿