成長の瞬間

Kくん（３歳）が、児童養護施設に来た時は

ただ部屋を 何の目的もなく

ぐるぐる歩き回り

言葉もほとんど発することなく

話はじめると、吃音ばかりで


正直 何を話しているのかも

分からないくらいでした。


しかし、Kくんに変化が訪れました。


LaQで簡単なコマを作って遊んでいた時

今まで 何に対しても

無気力で、
『できな〜い』とか
『先生 やって〜』

で、常に受け身だった

Kくんが

『どうやって 作るの？』

と はじめて聞いてきた瞬間でした。


それから
毎日のように 一緒に

LaQで 色々なコマを作って

どちらが 長く回っているか競争したりして

遊びました。



一年たった今

見違えるようなくらい


Kくんは、意欲的に物事に

取り組めるように成長しました。





今日も、黙々と穴を掘り

トンネルを完成させていました。


焦らず ゆっくり Kくん のことを受け入れ

これからも、注意深く 彼を観察して

一緒に 成長していきたいです。