METALTEACHER Blog

メタル好きの高校教師がいろいろ書いております。

HELLOWEEN & STRATOVARIUS LIVE AT ZEPP TOKYO!

2011-03-03 23:57:34 | 日記
今日は卒業式予行。そして、昨日は入試(後期選抜)がありました。
というわけで、3年担任と教務の仕事(と建築士の勉強)で忙しい今週月曜日夕方、職員会議、学年会議と続けてこなした後、雨の中をZEPP TOKYOに向かう俺って、アホなくらいメタル好きだわ。
開宴15分ほど前に会場前に到着。しかし、そこにはこれから入場しようとしている客がまさにとぐろを巻くほどの大行列となっていた。
会場に入ると、中から大音量が聞こえてきた。結局STRATOVARIUSのオープニングに間に合わなかったではないか。一体どーいうことよ? 俺はまだ当日券だったからしょーがないって思えるけど、前売りを買っていたから早めに入場出来たのに、という人は、悔やんでも悔やみきれないだろう。
コートを着てカバンを抱えたまま中に入ると、STRATOVARIUSの堂々としたステージが始まっていた。特にティモ・コティペルト(Vo)のメリハリある動きは、彼らのドラマチックな楽曲を更にスケール・アップさせていたと思う。そして、復活したヨルグ・マイケルのドラミングも安定している。マティアス・クピアイネン(G)については、少なくともステージ上での存在感はまだこれからといったところだが、テクニックは前任者のティモ・トルキと遜色ないだろう。いずれにしてもベテランらしいパフォーマンスで、オープニング・アクトとはいえ、もっと演奏してほしかったし、HELLOWEENはこの出来を超えられるのか、と大いに不安になった。
しかーし、結論から先に言えば、HELLOWEENはもっとすごかった。じつは結成25周年を迎えたHELLOWEENのライブを観るのはこれが初めてなのだが、TVのライブ映像などで気になっていたアンディ・デリスのヴォーカルが、生で観て違和感を感じなかったのだ。特に『KEEPER OF THE SEVEN KEYS PartⅠ&Ⅱ』の楽曲があまりに凄すぎて、(かつての)マイケル・キスクよりは伸びがなく弱いアンディのヴォーカルがそれほど気にならない。で、観客もそれに反応して盛り上がり、自分自身も感情が高ぶり、それによって更に楽曲の印象度も高まるという相乗効果が起こっていた。”March of Time”ではサビのコーラスを一緒に歌いながら、涙が出てきたもんな。
もちろん、アンディ在籍時のナンバーについては非常に説得力に溢れ、特にアコースティック・ヴァージョンの”Forever and One”は大変素晴らしかった。
ライブの流れも良く練られたものであり、演奏もベテランらしく安定していた。
はっきり言って、アンディ在籍のHELLOWEENをナメてました。どーもすいません。こんなことならもっと前からライブに行くんだった。