
南の島の遥か西に沈む夕陽の彼方にあるのではないか…
汗ばむほどの南国の夕方に、一瞬吹いた髪を揺らし頬をなでる涼風。
僕が持っている、ささやかな知識と幼い頃祖父母から聞いた
西方極楽浄土のイメージが沸いてくる。
虚偽、流転、虚妄を虚妄と知らず、煩悩に苦しむ穢土に対しての浄土。
静寂にして清浄、。成仏しようと菩薩が精進すべく
アミターバ(阿弥陀仏)が奏でる仏国土。
アミターバは現象ではなく、苦悩を受け入れ浄化された心の心象風景なのか…
時代によりその心象風景は異なり。
私たちが仏画や曼荼羅で知る極楽浄土は、楼閣が君臨し、空には天女が舞い
天女が奏でる唐様の楽器から生まれる天空の曲。
穏やかな表情の阿弥陀仏から放たれる七色の優しい光。咲き乱れる蓮。
微笑を絶やさない阿弥陀世界に導かれた老若男女…
一瞬の涼風に吹かれ、駆け巡る浄土の風景と目の前で海の沈もうとする夕陽。
古来、この夕陽の向こうに、死後の世界を希望を持って描いたに違いない。
南の島で見た西の果てのイメージは、曼荼羅や極楽図に描かれたようなもの
ではなく、どこまでも爽やかな瑠璃色の世界。
汗ばむほどの南国の夕方に、一瞬吹いた髪を揺らし頬をなでる涼風。
僕が持っている、ささやかな知識と幼い頃祖父母から聞いた
西方極楽浄土のイメージが沸いてくる。
虚偽、流転、虚妄を虚妄と知らず、煩悩に苦しむ穢土に対しての浄土。
静寂にして清浄、。成仏しようと菩薩が精進すべく
アミターバ(阿弥陀仏)が奏でる仏国土。
アミターバは現象ではなく、苦悩を受け入れ浄化された心の心象風景なのか…
時代によりその心象風景は異なり。
私たちが仏画や曼荼羅で知る極楽浄土は、楼閣が君臨し、空には天女が舞い
天女が奏でる唐様の楽器から生まれる天空の曲。
穏やかな表情の阿弥陀仏から放たれる七色の優しい光。咲き乱れる蓮。
微笑を絶やさない阿弥陀世界に導かれた老若男女…
一瞬の涼風に吹かれ、駆け巡る浄土の風景と目の前で海の沈もうとする夕陽。
古来、この夕陽の向こうに、死後の世界を希望を持って描いたに違いない。
南の島で見た西の果てのイメージは、曼荼羅や極楽図に描かれたようなもの
ではなく、どこまでも爽やかな瑠璃色の世界。