熊本城

熊本城は、荘厳で日本一の城と思う。
この城の前では何も通じない。


言葉も
色も
音も
思いも
思い上がりも
強さも
弱さも
気持ちも
現実も
過去も
未来も
夢も
希望も

愛でさえも。


不動の歴史があるだけだ。
この歴史に抱かれて、人は何を思うだろう。
今のお城は復元されてますけどね。
ただ、歴史を感じざるを得ない美しさがそこにある。


幾人もの思いを胸に
私はどう生きていこう。

明日もきっといい日だろう。

このまま

このまま
ずっと空を見ていよう

このまま
愛を静かに語り合おう

このまま
昔を少し懐かしもう

このまま
ずっと変わらないのだろう

このまま
変わらないのは罪ですか

このまま
背中を追いかけ歩いてこう

このまま
自由を探して迷ってく

このまま
一人でやさしく生きていこう

このまま
滑稽なほどくたびれて

このまま
痛々しいほど過ぎてゆく

このまま
上を向いては生きられぬ

このまま
貴女を愛して止まぬほど


愛はいつでも愛として
失くさず流れていられよう

自粛について

自粛について考察してみた。

自粛とは。
自分から進んで、行いや態度を慎むこと。


と、Yahoo辞書にはある。
自ら、進んで、、、慎むこと。


慎む。
あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。


と、Yahoo辞書にはある。
過ち、軽はずみ、、、慎重。


さて、花見は過ちであろうか？
花見は軽はずみであろうか？
、、、違う気がする。


では、野球は、ナイターは過ちであろうか？
野球は、ナイターは軽はずみであろうか？


実にわからない。
野球は大好きだし、花見、お酒は好きだ。
過ちとは、軽はずみとは思えない。


高校野球にまったく批判が集まらないのに対し、
プロ野球だけ批判が集まるのは、、、
確かに不公平はある気がする。

かくゆう私も、プロ野球の延期には肯定的であったのだが。
高校野球も大好きだ。
はて「自粛」の持つ意味が実に不透明になってくるものだ。



ただ、日本人にとって「桜」とはただの花ではない。
長い冬を待ち、一斉に咲き誇るその「花」は、
日本人にとってまさに立ち上がれる姿の象徴だ。


ある漫画では、不治の病を治す特効薬としている。
国家が抱えるその病を治す薬としても。

時として、天才的なクリエーターは予知能力を授かる、
と言う。



この日本にとって、その「桜」が特効薬であると願いたい。
いつかその「桜」が日本中に咲き誇る日を夢見ながら。
今年、例年になく、私も、ひっそり静かに花見をするだろう。



まずはこの小倉で。
小倉城の桜は大層綺麗らしい。
今はまだ三分咲き。


前を向くために、桜を、春を体いっぱい感じたいと思う。