走れメロス

太宰治氏の代表作『走れメロス』。

日本中の人が誰も一度は耳にしたことのある名前だ。
さて。。。皆さんは内容を知っていますか？読んだことありますか？
「当たり前じゃいっ」と言う声が聞こえてきそうですが・・・。実は私、今まで読んだことが無かったのです^^;

正義感、信じる事の美しさ、貫く意志、弱さ、妥協、醜さ、そして"誠"・・・この物語はとても大切なことを短いストーリーの中で訴えかけてきます。
メロスは物語の中でこう叫びます。

「間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。人の命も問題ではないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きなもののために走っているのだ」

と。
障害にぶつかり、諦めることの多い私の人生。
私も何かに向かって走ってみよう。醜くボロボロになって走り続けたメロスに、人生を重ねられるようになるまで。

メロスは今も私の心の中で走っているのでした。

僕のギター

"夕暮れ空を眺めているとなんだかとても淋しくなる"
"始めからなんとなくは解っていたけど人間ていうのは淋しがり屋なんだ"
"そんな時僕の心を落ち着かせてくれるのは ギターなんだ"

そんな歌詞の歌を高校生の頃に作った。
なんだろう。。。とても安直で、顔が赤面するような歌詞ではないか。。。
今ならもう少し同じ感情を綺麗に吐き出すことが出来るのに。

しかしこの歌『ついつい口ずさむ自分の曲』第一位だと思う。
メロディーをこのブログではお届けできないが非常に残念ではあるが、、、会社から帰る途中、夕暮れを見るとなんとなく口ずさんだり、口笛吹いたり。。。
自分の感情や思想を素直に歌っていたんだなぁと、感慨深い歌の一つだ。

中学3年の冬。
私はアコースティックギターとであった。バイトをしてコツコツ貯めたお金を全てつぎ込み、YAMAHAの安いギターを買った。忘れもしない。1992年12月28日の事だ。。。
ギターを買ったはいいが、ピックを買い忘れ、下敷きの端で作った。

かれこれ13年も飽きずにギターを弾いている。
一向に上手になれないのは、まるで人生と同じよう。ウマく自分を表現できずにいる。
テレビを見ながら、ボーっと部屋の隅っこを見ながら、お酒を飲みながら。泣きながら、笑いながら、時には眠りながら・・・ギターは僕の傍にある。

東京に出てきてはや3年。
あの頃を歌を歌えば懐かしい想い出が蘇る。
そうして、皆の想い出の片隅に三人書房の歌があるように僕たちは歌おうと思います。

明日はライブだぁ～!!
頑張るぞ。熱いステージご期待ください。

★6.22 渋谷TAU KITCHEN
18:00open/18:30start（三人書房20:30～）
チケット前売り/当日:1,500（D込）/1,800（D込）
http://www.deseo.co.jp/taukitchen/

♪the coming live♪
6.25 下北沢 BigMouth 詳細未定
7.5 渋谷 乙-kinoto- 詳細未定
7.6 渋谷 WastedTime 18:00open 19:00start（三書19:00start）
7.16 昭島 sanf 詳細未定
8.21 下北沢 loft 詳細未定

LIVEな日々-6.22 渋谷TAU KITCHEN-

普段。。。どんな音楽を聴いていますか？
三人書房はロックありバラードあり、貴方の"聴きたい"がきっと見つかるはず。
全ての曲にsoul-魂-のこもったステージ。。。是非一度、三人書房の音楽を体感してみてください。

今回ご紹介のLIVEは"6.22 渋谷TAU KITCHEN"
都内のLIVEハウスに結構出演しましたが、渋谷TAU KITCHENの音が一番いいです。
演奏側もさることながら、お客さんもいい音で三人書房を堪能していただけます。
久しぶりだなぁ。半年ぶりくらいかな？今から楽しみですよ。。。

今回も新曲を引っ提げてのLIVE。
レコーディングが順調に進まないため今回も見送りですが、新曲は先行して発表していきます。楽しみにしていてください。

★6.22 渋谷TAU KITCHEN
18:00open/18:30start（三人書房20:30～）
チケット前売り/当日:\1,500（D込）/1,800（D込）
http://www.deseo.co.jp/taukitchen/

♪the coming live♪
6.25 下北沢 BigMouth 詳細未定
7.5 渋谷 乙-kinoto- 詳細未定
7.6 渋谷 WastedTime 18:00open 19:00start（三書19:00start）
7.16 昭島 sanf 詳細未定
8.21 下北沢 loft 詳細未定

紫陽花

紫陽花の花に手のひらを「ぽんぽん」と乗せる。
実に聞き分けのいい子供の頭を撫でている様ではないか。。。

5歳。
男の子。
名前は呼びやすいものが良い。例えば・・・「優太」。
いつもは都会の真ん中で親子三人。
そんなに裕福でないため自分の部屋など割り当てられていない小さな木造2階。アパート暮らし。まだ、一人で寝ることが出来ないでいる。
今お母さんのお腹には妹がいる。お母さんが「優太はもうすぐお兄ちゃんになるのよ」そう言うと決まって満面の笑みを湛え、恥ずかしさを紛らすように、無邪気に押入れに隠れるのだ。

夏には決まって母方のおじいちゃんの家に遊びに来る。
去年の夏もこの田舎にやってきた。
そして今年も。

おじいちゃんの家の傍。冷たい川で遊び、野山を駆け、そしてお昼寝。そんな都会では味わえない遊び方を自然と憶えて行った。
そしてもう一つ、田舎に来たとき楽しみにしていたことがある。近所の製材所。夜、カブトムシやクワガタがその製材所の夜通し点灯している水銀灯に集まってくるのだ。
去年は大量の虫たちに脅え戸惑っていたその子も、幼稚園で流行ってるカブトムシや虫たちに対し、徐々に免疫をつけている事を裏付けるかのように楽しみにしているのだ。

デパート以外のところでカブトムシを見れる事を彼は去年から知っている。
それは5歳の都会っ子にしてみれば、例えば数学の難解な公式を理解しているのと同じくらい、価値のあるものであることは想像に難くない。

昼寝をたっぷりしたせいかぜんぜん眠くならないようだ。
夜、彼は勇敢に父親の手を引っ張りながらその製材所に向かう。
息を切らし、無数の虫たちの中から自分の力と知恵でカブトムシを捕獲するために。
「今度は赤ちゃんをつれて来よう」
彼がそんな言葉を発したことに父親は少し心強くもなるのだ。

夜になると気温が一気に下がるため彼の頭は心なしか夜露に濡れていた。
そう・・・この雨上がりに咲く紫陽花のように。。。

私はその紫陽花についた雨露を払い、彼が虫篭一杯のカブトムシに無邪気な視線を注ぐのを一人、想像していた。。。

今年もまたこの花は咲いた。
去年より少し大きくなって。。。

like a stationery!!

私の好きなもの。。。
それは文房具。そんな選りすぐりの文房具たちを紹介するコーナー『like a stationery!!』。


第二回。
今か今かと待っていたんです。自分が（爆）。
今回は今年から持ち始めたシステム手帳。「ポーター（吉田カバン）タンカーシリーズ　システムバインダー（Ｓ）」

こいつは非常にいいっ!!
かれこれ1年越しでの購入だ。
手帳などと言うものにまったく興味の無かった私が、今や手帳は常に持ち歩いている。それもこの吉田カバンの手帳のおかげ。

収納力もさることながらこのディティール。。。素敵だ。。。
仕事が出来そうな感じではないか。私の場合もっぱらLIVEのスケジュールやレコーディング、打ち合わせ等、音楽関係の事が主な管理事項になっているが。。。
なぜもっと早く買わなかったのだろう。
多分、こいつでなければこんなに手帳に依存することも無かっただろうが。。。

今日も手帳に意味の無いスケジュールを書き込む。
「2005年12月31日 NHKホール『紅白歌合戦』出演」、、、と、書こうと思いハニカミ、止めた。
あっ、その前にリハーサルだっ!!・・・をぃ。


stationery。それは人生を少しだけ楽しくさせてくれる相棒です。

勝手にLIVEレポート!!

今日のイベントは内容もかなり充実。
楽しく出来ました。きっと本日来ていただいたお客さんも楽しんで戴けたものと自負していますっ!!

ん～。。。
普通のレポートだと面白くないので、、、裏話など。。。
実は本日。久しぶりに立って演奏をしました。立って演奏するとこんなにも体力を使うものかと少し反省。日ごろ座っていかに楽をしていたかと。。。

いや、座っていたからといって消して"手抜き"では無いですよ＾＾；。
体力が無くなったというか、、、立つと体全体でリズムを表現したり、アクションでグルーブ感を出せるのでそういう意味では座ったほうが神経を使うんですよ。
立つとその分、物理的にカロリーを消費してしまうんでしょうねぇ。。。

今度からこまめに立って演奏もしようと反省もするのでした。


スポットライトを浴びればそこは三人書房の世界。
お客さんに楽しんで戴こうと必死です。その裏側で見落としているもの多々あり。。。そういう落し物も次回に繋がる糧です。
キチンと受け止め明日への進歩につながっているんだなぁ。

シングルCD「ガジュマロ（オリジナル漫画付き 作:央伸）」（100）の売れ行きも好調。
次回のLIVEには私わたなべしょーごの新曲も披露する予定。
渾身の新曲達。ん～、大きく羽ばたいて欲しいものです。

乞うご期待っ!!

※ちょっと前のLIVE風景をおまけ。。。

LIVEな日々

普段。。。どんな音楽を聴いていますか？
三人書房はロックありバラードあり、貴方の"聴きたい"がきっと見つかるはず。
全ての曲にsoul-魂-のこもったステージ。。。是非一度、三人書房の音楽を体感してみてください。

今日6/11はLIVEです。

じめじめいやな季節。今日から関東は梅雨入りらしい。。。
そんな嫌な季節も三人書房のLIVEを観ればきっと吹っ飛ぶことでしょう。
明日は三人書房による"openingACT"もあり、純ちゃん（弟）の新曲初披露もあり、内容の濃いイベントになりそう。。。

素敵な時間を共に過ごしましょう!!

☆6.11昭島sanf 三人書房イベント『もう6月かよ』
http://www.oohtake.com/
出演：三人書房、手塚幸、ゆうや、小安裕史、DEBA DEBA
場所：東京都昭島市上川原町2-12-14シルバーコート3F（別途地図参照）
時間：17:30/18:00 open/start（三人書房によるopeningACT/15min）三人書房出演 19:45～
チケット：1,200/1,500 前売り/当日（1Drink別オーダー）
※このブログを観て来てくれた方、こっそり"チケット代金無料!!"

♪the coming live♪
6.22 渋谷 TauKitchen 詳細未定
6.25 下北沢 BigMouth 詳細未定
7.5 渋谷 乙-kinoto- 詳細未定
7.6 渋谷 WastedTime 18:00open 19:00start（三書19:00start）
7.16 昭島 sanf 詳細未定
8.21 下北沢 loft 詳細未定

作曲なんて

今日は朝から曲を作っていた。
"作曲"などというと、なんだかカッコいい。まず響きがいい。
機材に囲まれたレコーディングルームで黙々と作業を進めていく姿はなんともミュージシャンらしいではないか。。。

ところが。。。
私は違う。。。部屋の中は無音。少しでも音があると駄目。
パソコンのファンの音さえ気になる。ギターを抱え背を丸め、タバコの火は絶える事が無い。。。
そんな空間で私の曲は作られる。

他人に見られたくない姿だ。
新曲を作るとなると、こんな日が何日も続く。頭がおかしくなりそう。
華やかなステージの裏側には、こんな陰湿な姿もあるのだ。

なにはともあれ、一日で4曲も出来た。
この曲たちがお客さんの耳に届くまではしばらくかかりそう。

これから歌は少しづつ成長して行く。。。
私の声、私のギター、弟のギター、弟の声、二人のグルーブそして、soul（魂）。。。

そして何より、お客さんの笑顔に出会った時"歌"は完成するのです。
そんな歌を今後も書き続けたい。

美味燦燦-番外編-

ある天文学者がこう言った。
『美味しいものを食べたときの喜びと新しい星を見つけたときの喜びは同じくらいだ』
「美味燦燦」は都内の美味しいお店を紹介するコーナーです。

いきなり2回目で番外編も無いですが。。。
さて、美味燦燦も好評につき早くもこのブログのメインコーナー的な・・・。
今回は"ラーメン"です。
ベタです。

今日は弟と池袋に出かけました。
レコーディングにあたって、必要な機材を購入しに出かけたのですが、出かける前に"王様のブランチ"を観たのが失敗。現在池袋で"大福岡展（名称適当）"が開催されているらしい。そこで本場とんこつラーメンの店が出展しているというのだ。どうやら、この企画にあたりプロデューサーの方が何度もお願いしてようやく出展を決められたとか。。。関東進出初らしい。
とんこつラーメン大好きな我らさんしょん兄弟だ。行くなというほうがどうかしている。

お店の名前は"一味（いちみ）"。
並ぶこと30min。ようやく出てきたラーメン（チャーシュー麺）はとんこつスープの匂いが十分。表面にうっすら乗った脂が食欲をそそる。
ズズっ。スープは意外とあっさり。ん～、関東用に若干押さえ気味なのか？それでも、しっかりとんこつの香りがしている。麺は極細直麺、チャーシューはしっかりと味がつき、肉付きのいい私の好きなタイプだ。唐辛子ベースの薬味は"一蘭"を髣髴とさせる（二番煎じか？）。

総評としては85点。
チャーシューがかなり点を獲得した感じ。「また食べたい」と思わせるそんなとんこつラーメンでした。本場と言いつつ、若干女性的なあっさりした感じ。もう少しこってりしていた方が私好みだ。

美味燦燦は都内の皆さんに味わっていただきたい味を紹介しているのだが、今回は期間限定ということもあり"番外編"とさせていただいた。

ラーメンが嫌いな人は少ないだろう。
その中で色々評価をしていくのも、実に勇気の要る事である。
今後もどんどんラーメンを含め勇気を持って皆さんに紹介して行こうと思う。

麺類は私の主食です。
美味燦燦

like a stationery!!

私の好きなもの。。。
それは文房具。そんな選りすぐりの文房具たちを紹介するコーナー『like a stationery!!』。
始まりました。第一回目です。

第一回目の今夜はボールペン"Reynolds（青）"。
随分前からボールペンを探していた。今も変わらず好きなのは"Bic"のボールペンである。書きやすく、飽きの来ないデザインが好きだ。だが、友人に紹介をしても「安っぽい」「書きやすいけど持ち歩きたくない」「ダサい」・・・と、散々な言われよう。
会社のデスクにひっそりとある分には問題ないが、いざ持ち歩くとなると少々ダサいのかも知れない。
私は好きだが。。。

ボールペンには拘りがある。
まず"油性"であること。書きやすさに甘んじて"水性"に逃げては本当に文房具が好きとは言えない。いかに"油性"で書きやすいかが勝負所だ。
そして"安値"であること。沢山買いたい。沢山試したいので安くなくてはいけない。これ、結構大事。高いものもいいだろう。だが、本当に愛されている物は値段以上の魅力が無くてはならないのだ。

こんなところ。
若干脱線はしたものの文房具は大好きだ。
そんな長年捜し求めて見つけたのが"Reynolds（青）"。まず書きやすい。油性とは思えないほどボールが転がる。
そしてデザイン。。。確かに、、、ビジネスマンが胸ポケットに入れるようなデザインではないものの、\100以下とは思えない素敵なデザインだ。
そしてそして、インクの色がいい!!ん～お伝えできないのが残念。赤インクもいい色なのだが青インクはカリブ海の深海のような癒し系の青。このインクの前では誰もが素直な気持ちになれる。そんな色です。

毎日手帳の中に潜ませている。疲れたときは意味も無くペンを走らせる。
その青色の先に素敵な未来が待っていることを想像しながら今日もスケジュールに予定を書き込む。

stationery。それは人生を少しだけ楽しくさせてくれる相棒なのです。

お求めは「東急ハンズ」他量販店で。

道に迷ったときは・・・

道に迷ったときはゴールに挿した旗に向かってまっすぐ進めばいい。
どんなに寄り道したって、その旗がちゃんと見えていれば迷うことなんて無いのだから。

私は今ちゃんと旗が見えているだろうか？
ちゃんとゴールが見えているだろうか？
迷った時はいつも自分に言い聞かせる。そしてまた進む。

来年の今頃、私はどこで何をしていますか？
一歩でもゴールに近づいているよう今を生きる。