終電車

終電車

この"単語"に
何度憧れたろう。

川崎から
京浜東北線で
田端まで。

いくつもの
眠った街を、
確実に、
確実に
正確な時間で
過ぎてゆく。

それぞれの
生活を横目に。

終電車。
雨が降ってりゃ
もっといいのになぁ。

終電車。
憧れはそのまま、
いつか現実になること。

僕は知っている。

2006/11/23

冬の熱海から。

いや、
会社の同僚夫妻と、
熱海の花火大会へきやした。

冬の花火は、
強すぎてね、、、
心が、
バラバラになりそう。

歓楽街の隙間。
今は、寂しい魅惑のネオン。

切なく、
高く、
澄んだ空に咲いた
大きな花火。

そんな、
今年最初で最後の
花火でした。

島根帰省

島根に帰省。

年に二回位帰ってるかも。
やっぱ、
実家はいいですな。
のんびりしてて。

今回の帰省。
実は、
もろもろあって、
親族がぞくぞくと集まりました。
ま、その分
気疲れもしたが、
やっぱりいいものです。

んで、
よく考えた。
「何で田舎とはこんなに充実しているか」
それは、
都会に疲れているからでなく、
マイナスイオンのせいでもない。

きっと、
仕事をしていないからだろう。
田舎に帰っても、
仕事をして、
日々の生活に追われれば、
逃げたくなるのだろう。。。

と、
縁側で気持よさげに寝ている、
我が家の猫に
「今度生まれ変わったら、お前さんみたいな猫になりたいなぁ」
と、羨ましげに呟けば、

「あんたの方がよっぽど気楽で羨ましいよ、あたしゃ」
と、
猫に皮肉られた。

そんな猫を肴に、
またひとつ、缶ビールを空けた。