<高台学会>

高台の鑑賞と研究 

事例 439

2020-10-31 13:40:41 | Weblog
全体が枇杷色に上がった唐津筒盃であります。
胴体の一部に鉄砂で点が二つあります、
おそらく人為的なものではなく焼成時に何かが飛んできて付着したものでしょう。
口縁部は気持ち端反り(はたぞり)となり高台は碁笥底です。
十分に焼きしまった土はやはり枇杷色を呈しています。
高台脇には小粒な石を噛んでいるのでしょう小さな干割れが二つあります。


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