ホップ ステップ ジャンプ

喜びも悲しみも感じるままに~。

贅沢な空間で贅沢なお料理を…

2011年09月10日 | つれづれに
金沢文庫の郷土料理店「空」に集って


昭和5年に建てたと言われる懐かしい日本家屋のお店「空」に集って、とむずの仲間の親睦会でした。

お客様は一日に一組しか取らないというので、仲間だけで気兼ねをすることなく卓を囲んでお喋りができるのが何よりです。

たった二人のお客さんでも その日はその人たちだけに家を開放してくださるのです。

料理を作るのがお好きなのでしょう。
とても採算が合うとは思えないのですが工夫を凝らした郷土料理が並びます。

今日は旦那様が、お料理を運んできて下さっていましたが、平日は奥さんが一人で全てしています。

献立の計画を立ててお買い物を前日に済ませて、当日は掃除とお料理。
そして出来上がったお料理を、一つ一つ食卓まで運んで来るのも奥さんです。

日本家屋の平屋のたたずまいは、自分たちが住んでいた家を彷彿とさせてくれます。
一歩家に足を踏み入れるとタイムスリップして、幼い時の自分がそこに居るような錯覚に陥るのでなんとも言えません。

今は亡き祖母の声や母の声が聞こえて来るようで、それも、楽しみの一つです。
今では皆、家を近代的に建て替えてしまっていますから、濡れ縁や廊下、そして床の間や障子や書院のある家が懐かしいのかもしれません。

昔のままの家を残していて、そこでお料理を供する企画はとても贅沢な気がします。
しかも一日に一組しか、お客さんを取らないのですから。

お隣には近代的な建物が建っていて、そこが奥さんたちご家族が暮らしていられます。
何ともリッチな時間が流れるスポットです。

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