ホップ ステップ ジャンプ

喜びも悲しみも感じるままに~。

Minoru君に思う~

2013年01月05日 | つれづれに
今年もまたMinoruさんをお招きして、お正月気分を味わっていただきました。

いつの間にか、50歳に手が届く年齢になっています。
お互いに年を取りましたが、元気で会えるのは何よりです。

父親の顔を知らず、母親に幼い時に(孤児院今は何と呼ぶのでしょう?)に入れられて育ったMinoruさんです。

家庭の味を知らないので、お正月を一緒に過ごして、少しでも家庭の味を味わっていただこうと、ガーコは今日もお料理に腕を振るいました。

どちらかと言うと、比較的幸せな生活を送っている人たちに囲まれておりますが、病院でボランティアをしたお蔭で、いろいろな方と知り合いました。

ほとんどの方が、自ら命を落としてこの世から去って行きましたが、そんな中で数少ない元気なMinoruさんです。

頭がよく、色々なことをよく知っている上に記憶力も良く、もし、片親だけでも幼い時から一緒に生活していたら、人を指導してゆく立場にたてたのではないかと思います。

どんな環境でも伸びる人は伸びると言いますが、紆余曲折しているとエネルギーを他で使わなければならず、優秀な素質を持っていてもその実力を発揮するのは難しいようです。