
2006/5/8 会津若松市内より飯豊連峰
会津は冬が長いので、4月中はまだ雪が降ったりもします。
この頃の季節になってやっと田んぼには水が張られて、緑もゆる
季節になるわけです。
でも遠く飯豊連峰には雪が残り、その風景がすごく綺麗だなと思ったので。
以前黒部に旅行したときに、アルプスの山々の形とか迫力が私の知っている・見ている
山のそれとあまりに違うのでびっくりしたんですが、飯豊の山々は負けてないなと
思ったのです。

20111003 会津若松市河東町八田 県道64号
ここからの見晴らしは本当にすがすがしくて、会津が盆地なんだということがよくわかる場所。
郡山方面から一般道で会津若松を目指す場合に利用する国道49号の、ちょっとした
ショートカット峠という感じの道で、でも距離も時間もさほど変わらない気がするし、個人的
には冬に絶対に通りたくない道…。
でも夏場の景色の良さはすごい。

2006/4/26 鶴ヶ城
もっといい写真が、世の中にはいっぱい出回ってますね。
でも桜の季節の鶴ヶ城は、誰が撮ってもある程度絵になるので凄い。
わたしは高校が鶴ヶ城のすぐそばだったので、学校行事でよくお花見をしたんです。
今はもうそこに母校はないのだけど、何かのどかで風流な慣習だったよなぁ。

2008/4/20 鶴ヶ城お堀沿いの桜

2008/4/20 鶴ヶ城の桜
2枚とも鶴ヶ城の夜桜。
夕方の黄昏時から暗くなるまでの時間帯の、この光景の美しさったら。
ライトアップされて、これでもかと桜が咲き誇って、長く厳しかった冬がやっと終わった
開放感と喜びがあるれているような感じがするんです。

2006/8/5 鶴ヶ城絵ろうそく祭り
今はもう夏にはやってないのかなぁ。
基本的には冬に行われているお祭りです。
この時は日本酒祭りみたいなイベントとともに開催されていました。
会津の伝統工芸品である「絵ろうそく」や素焼きのいれもの(?)に入ったろうそくが
場内に幻想的に並べられるのです。
冬も行ったことがありますが、雪がしんしんと降って、ピッと引き締まった空気の中で
ろうそくの炎が暖かで、それはそれはきれいなんです。
同時に御薬園でも開催されるんですが、そこの静かな美しさもまた素敵です。

2007/6/24 会津若松東山温泉旅館向瀧
どこでもそうんなものでしょうけど、県内の温泉地って子供の頃の家族旅行など以外では
実はあまり行かないような。
大人になって自分で行ったのって、ここと高湯温泉だけのような気がします。
ちょっとしたお祝い事で、このとき初めて東山温泉に宿泊しました。
建物が重要文化財に指定されている「向瀧」は、すごく風情のある宿なのです。
古いんだけどよく手入れされていて、置いてある家具や、お風呂場、窓枠などの作りも
いわゆる「レトロ」という感覚で、可愛らしい。
さらに従業員の方々も感じがいい。
惜しむらくは、食事が私には合わないこと。
山のものを中心としたトラディショナルな郷土料理なので、多分都会からのお客さん
だったら珍しくていいと思うんですが、地元だとこれがなかなか厳しい。
この時の季節は夏ですが、冬もいいんだろうなぁ…中庭に雪が積もったりしてさぁ…。

2007/2/10 南会津郡下郷町 大内宿の団子さし

2007/2/10 南会津郡下郷町 大内宿の雪まつり
毎年2月に行われている雪まつり。
団子差しというのは団子や飾りなどを木にさして飾り、家内安全・五穀豊穣・子孫繁栄
などなど、そういったことを願う年中行事です。
私の家でも昔からやっているものの、あまりに当然のように行われているので、実は詳しい
ことはよくわかっていません。
ただ色のない会津の冬に、色とりどりに着色された団子や飾りが木に成っているという様が
凄く可愛らしくてきれいなので、見ていて目に楽しいのです。
2枚目は御神火載火の様子。
この年は雪が少なくてさほど寒くもなかったんですが、本来は豪雪地帯なので行く方も
やる方も大変。
でもやっぱり雪の中の祭りというのは絵になるし、美しいなぁと思うのです。

2006/10/14 喜多方市塩川町 バルーンフェスティバル
毎年行われている秋のイベント。
何度か行きましたが、この頃は自分の仕事の都合もあっていつもナイトグロウを少し
見に行く程度だったのです。
澄み渡った秋の空に映える色とりどりの気球を、いつか見に行ってみたいと思っていたのが
幸か不幸か今年は見に行けそうです。
今年は10/15・16に行われますが、この頃の会津の気候はすごくいいのです。
盆地の暑い夏が終わって、朝夕ぐっと冷え込む。そして空は青くて高くて、風が爽やかで。
稲刈りが終わって、田んぼで籾殻を燃やす焦げ臭い臭いが町中に漂って、ああ秋なんだなぁ
と思うのです。