Drマサ非公認ブログ

(妄言込み?)布製マスクって?

 ご存知の通り、政府が布製マスクを配布するらしい。本当にすごいよ。この政府、この国は狂っている。

 早速安倍総理が布製マスクをして国会答弁をしていた。なんか小さいように見えたのは私だけではない。そういうネット記事も散見する。安倍総理が布製マスクをしていること自体が布製マスクのPR作戦の一環である。何にもエヴィデンスはないけど。

 エヴィデンスはないが、私たちが生きる社会はそもそもアピールを前提として動いている。なので、やはり布製マスクの政府からの配布のPRになってしまう。ただ必ず狙い通りになるわけではない。PRだと意識するしないに関わらず、人々はそれぞれの見方で解釈するので、逆効果もある。「小さい」との反応もそういう解釈の一種になる。

 それにしても他国と比べると、政府から現金の支援が決まらない。日銀で金を刷って配ればいいではないか。その理由はここでは触れないでおくが、どうしてマスクの現物支給をさっさと決めたのかから見えることがある。ちなみにこれもエヴィデンスはない。ないのだが、日本政府が抱える構造からと友人の官僚の話からの推測を述べておく。気楽なブログの独り言として、ご容赦願いたい。

 友人の官僚によれば、単純化するが、政府が何か政策を掲げる時、ある一つのパターンがあるという。各省庁の下には企業や団体などが控えている。それらは政府の実質的な下部組織のようになる。全体として「日本株式会社」なのである。

 政策はそれら下部組織にいかにしてお金が流れるかによって決定される。この金の流れを決定する力を持つのが政府であるから、これを利権という。下部組織はお金が自らのところに流れてくるように動く。それらは政府との阿吽の呼吸もあるし、陳情という形を取ることもある。

 よって、政府はこのマトリクスに従って政策を考えるように習慣づけられている。習慣というより立場として無意識化してしまっている。そういうコードが決められていおり、政府で働く者、政治家や官僚は仕事ができればできるほど、このコードの網の目を理解し、政策立案し実行することができる。

 よって、一人一人の具体的な国民を見ることがないのである。マスクを配るという今回の政策にも、このような利権構造が働いた結果として、作成されたのであろう。マスクを配布すれば、少なくともどこかの企業や団体にお金が流れる。郵便局や宅配業者は儲かる。

 ダメになったが、お肉券を配れば、誰と誰が儲かるか簡単にわかるだろう。お魚券が続いて出てきたのは、その業界が負けじと頑張ったのだろう。ただお金を刷って、国民に配ったとしたら、産業界はどこも儲からない。多少の手続きは必要ではあるが、コンピュータ処理をするだけである。官僚の仕事も少なく、存在感は低くなる。多分、そういうところでも何かお金がある特定の業界に流れるようにしてくるに違いないとも想像を巡らしてしまうが。

 言っておく。エヴィデンスはないので、妄言として聞き流していただければと思う。政府も狂っているし、その国の一員である私も狂っているだけだとして笑ってください。

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