Drマサ非公認ブログ

ウクライナ戦争で変わるのだろうか

 ロシアによる殺戮や略奪が問題になっている。ウクライナの無辜の民を思えば、早くやめてほしい。本当にそう思う。

 ところで、こんなtwitterはどうだろうか。

 2003年のイラク。米兵がバクダットを占領。銀行を含めて略奪している。そんなtwitterである。

 イラク戦争での民間人の死亡者数は3万とか15万とか言われる。ロシアを非難するように、米を非難しないのはなぜだろう。

 今回のウクライナ戦争で、少しウクライナの歴史、ロシアとの関係、東欧および西欧諸国との関係etc・・・見てみると、本当に複雑すぎる。歴史・宗教・民族・国家全ての変遷を整理するのは難しい。本当に専門家ではないと、手出しできない・・・そんな感じである。まあテレビのコメンテーターが理解可能なわけもないだろう。

 多くの人々にとって、クラウゼビッツの戦争論(戦争は外交の1手段)に見られるような、つまりは近代における戦争の位置付けはそれほど眼中には入らない。大衆的に「戦争反対」を掲げているのであろうが、戦争に歓喜するのもまた大衆でもある。

 人民を犠牲にするのを容認するのか、断固否定するのか、戦争論が新しいフェーズに入っているのかもしれない。そんな気がしている。もう戦争は外交の1手段でさえあってはいけないとすれば、戦争の近代は終わるのだが、どうだろう??

コメント一覧

Drマサ(meix1012
syokunin-2008さん。コメントどうもありがとうございます。
本当にそういう判断を作ってしまうと思います。大衆にとってはウェストファリア体制さえ知らないとも思います。そのため、戦争論の対話自体が宙を飛んでいるというか、対話の土台が成り立っていないと感じています。
ヘーゲル的に歴史は変化します。とすれば、「宗教戦争もどき」の後にこれまでと異なる秩序が・・・・、多少夢想するのです。
syokunin-2008
今のアメリカとかNATOですが人権とか民主主義などの正義を旗印にして戦争を行っていますが、私から見ればドイツ30年戦争当時に先祖返り。一番危険なウエストファリア条約で禁止した宗教戦争もどきに似ています。
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