ねころんだ

個人で細々と野良猫の不妊活動をしています。気づいたら618匹(うち361匹は公益財団法人どうぶつ基金の補助がありました)

年に一度は書かなければいけない事

2016年01月07日 | Weblog
何度説明しても判らないのか?詳しく読んでいらっしゃらないのか?

私はそもそも、買ったり人に貰ったりして迄猫を飼いたいと思う人間ではありません。生き物を飼うと言う事は責任が伴うし、お金がかかる、お世話も掛かる、遠くに出かけられない・・・・・三重苦でしょうか?

何故飼っているかと言うと、無責任な人間が産ませたり、(正しい餌やりでない人)捨てたり(正しい飼い方をしない人)する人が絶えないから、そして見過ごせない優しい気持ちを持っているからです。・・・・私は犠牲者です!癒される部分も、もちろんありますが、遭遇しなかったら飼っては居ない方の人間です。

目の前の可哀想な野良猫を見捨てる事は出来ません。それでも全部飼うのは不可能です。だから貰って貰う、もしくわ、せめて手術して増えないように、交尾や喧嘩で病気がうつったり怪我が少なくなるように手術してるんです。自己満足かも知れません。でも一歩でも前へ進めてせめて目の前の猫が楽しく、苦労無く一生を終えるお手伝いをしたいのです。

こんな事を書けばまた語弊があるかも知れませんが・・・・私は出来たら子供は産みたくない派です。実際2回産みましたが・・・、誕生が待ち望まれている妊娠でも、産む方にとってはとっても辛く、怖く、シンドイ事です。

ましてや野良ちゃんの望まれて居ない子育てなら、私なら産む選択はありません。妊娠もしたくはありません。野良ちゃんにとっては妊娠、出産は危険が伴いとても苦労する事です。300数匹TNRしていて、子宮の病気の子も数匹居ました、TNRしたから生き延びられた子達です。子猫を拾っても先天性の奇形で数週間、数か月しか生きられない子も居ました。病気で亡くなった子も居ました。産みながら死んでた母猫も居たと聞きます。

こんな危険を冒して望まれない子を産む価値がありますか?野良ちゃんだってせっかく世に出た命です。精一杯生かしてやりたいじゃあないですか?それにはTNRが必要なんです!沢山居たら疎まれます。発情の鳴き声、喧嘩等、少しでも迷惑だと思われずに生かしてあげたいのです。糞尿の問題は避けて通れません。昔なら気にする人も居なかったでしょう?今でも田園地帯ならそうかも知れません。今は取れば済む事を目くじらを立てて怒る方が多いです。

私がTNRしてからは地域に(少し離れた所)ウンチの山が無くなりました。猫がたむろしている路地に年に2回ほど市の清掃局が入って、片づけて消毒をしていました。今は無いので費用も助かっているはずです。当時70匹居ました。私が手術して、仔猫は譲渡していなかったら・・・・400匹くらいにはなってるハズです。自己満足が役に立ってるでしょう?

私と同じ事が出来るのなら文句を言って下さいよ、文句を言ってる暇があるのなら行政に訴えて下さいな、私達は現場で動いています。机上の空論では猫は減りません。

避妊去勢をするのが可哀想と言う方が居る限り、この問題も解決しないです。ただ私の住環境は徹底して守ります。私の精神衛生上の為、私財をつぎ込んでやってるんです。私も自らこんなシンドイ事したくは無いです、する方が居ないからするんです。他に遣る方が居れば応援してると思いますが・・・・・

捕獲機の使い方ですが・・・・
慎重にしていますよ。まずは足元が痛く無いように新聞紙やシート、段ボールを敷きます。
捕まえたらすぐに布を掛けます(暴れて鼻の擦り傷や爪を傷め無いように)風呂敷にレジャーシートを敷きペットシーツ、でくるむ。移動中も寒い日はホカロンを貼りつけたり、暑い日はアイスノンや氷を乗せたり、エアコンの部屋に入れたり。朝はシーツが汚れていたら交換したり、手術後、雨やら、寒かったり容体をみて、一晩おく時は水を入れたり、ご飯を入れたり、シーツ交換もする道具も用意しています。・・・・これでも使い方を間違っていますか?
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする