終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

スズカケノキの実

2009-12-26 21:07:12 | 植物
昭和の歌にひっぱりだこ、頻出のプラタナス。

明治の末頃に植えられて、だから、ニューフェイスのハイカラな木だった。

実がイガイガで、見るほどに繊細な造形。

でも、鈴の形から鈴かけの名が付いた訳ではないらしい。

検索したら、

由来は、垂れ下がる実の姿が、

山伏(やまぶし:山で修行する人)が着る

「篠懸(すずかけ)」についている房に 似ていることから。

♪旅のころもはすずかけの~ ♪ 歌舞伎十八番集『勧進帳』

の、「篠懸(すずかけ)」は、山伏の装束。

武蔵坊弁慶や常陸坊海尊ら山伏 の衣に見える大きなポンポン、

に、確かに似ていなくもない。

暫く強風が吹いていないので、触れなば落ちむ、風情です。


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