また、縫いたくなった。
夏の、フワッと軽い服。
海島綿を思い出した。
耳の部分に、印字されていた言葉は、下のとおり。
ANTILLES SCREEN PRINT ON WEST INDIAN SEA ISLAND COTTON
30年も前にゲットしたのだから、色もデザインも流行遅れ。
wikiによれば、下のとおり。
綿毛が4～6cmと長く，しかも繊細で美しい光沢があり，綿花のなかで最もすぐれているので世界的に有名である。原産地は中・南米であろうといわれているが，今日では小アンティル諸島のごく限られた島々で栽培されている
“超長尺綿”とも聞いた。
綿なのに、こんなに優しくていいのだろうか。
なにより、発色が鮮やか。
スクリーンプリントは、泳ぎ回る活き活きとした魚たちを、
最大限クリアに描き出している。
そういえば、“海島綿”と騒がなくなって、随分過ぎた。
わたしの布コレクションから、
塩漬けになっていた、魚模様の海島綿を取り出して、
柔らかで軽い、夏を縫おう。
