終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

アルバムのゆくえ

2009-03-23 23:01:15 | インテリア
親の家を片づけること、に、専従していた2週間ほど。

どうにか見えてきた、トンネルの出口が。

すると今度は、自分の周りが気になりだした。

たしかに余計な持ち物に囲まれて暮らしている。

死蔵!のいちばんが、アルバムだ。

2年前の引越の際、らくらく引越プランを選んだので、手つかずのまま、

すべてのアルバムは、パンダの箱15個に収められて、ロフトの奥で眠っていた。

この際、子どもたちの分は、否応なしに、それぞれに引き取らせよう。

はて、わたしたち夫婦の分、“ふやせるアルバム”50冊分は、如何せん。

昔を振り返るのも楽しかろう、と、手元の書棚に場所を作る、か。それは物理的に不可能だ。

少数を選んで電子化する、しんどくても最早その方法を模索するしかない。

それにしても『アルバム』、なんと甘美な響きだろう。

あるときは幸せの象徴、あるときはプライドの誇示、だった。

でも実体は、色あせて古ぼけた、重い、静電気に吸い寄せられた埃の塊、ではないか。

捨てちゃえ、捨てるぞ、家族の歴史。

おっちゃんのアレルギー喘息を遠ざけるためにも、そうしなくちゃ。

今こそ捨てよう、幸せのアルバム。










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