親の家を片づけること、に、専従していた2週間ほど。
どうにか見えてきた、トンネルの出口が。
すると今度は、自分の周りが気になりだした。
たしかに余計な持ち物に囲まれて暮らしている。
死蔵!のいちばんが、アルバムだ。
2年前の引越の際、らくらく引越プランを選んだので、手つかずのまま、
すべてのアルバムは、パンダの箱15個に収められて、ロフトの奥で眠っていた。
この際、子どもたちの分は、否応なしに、それぞれに引き取らせよう。
はて、わたしたち夫婦の分、“ふやせるアルバム”50冊分は、如何せん。
昔を振り返るのも楽しかろう、と、手元の書棚に場所を作る、か。それは物理的に不可能だ。
少数を選んで電子化する、しんどくても最早その方法を模索するしかない。
それにしても『アルバム』、なんと甘美な響きだろう。
あるときは幸せの象徴、あるときはプライドの誇示、だった。
でも実体は、色あせて古ぼけた、重い、静電気に吸い寄せられた埃の塊、ではないか。
捨てちゃえ、捨てるぞ、家族の歴史。
おっちゃんのアレルギー喘息を遠ざけるためにも、そうしなくちゃ。
今こそ捨てよう、幸せのアルバム。
どうにか見えてきた、トンネルの出口が。
すると今度は、自分の周りが気になりだした。
たしかに余計な持ち物に囲まれて暮らしている。
死蔵!のいちばんが、アルバムだ。
2年前の引越の際、らくらく引越プランを選んだので、手つかずのまま、
すべてのアルバムは、パンダの箱15個に収められて、ロフトの奥で眠っていた。
この際、子どもたちの分は、否応なしに、それぞれに引き取らせよう。
はて、わたしたち夫婦の分、“ふやせるアルバム”50冊分は、如何せん。
昔を振り返るのも楽しかろう、と、手元の書棚に場所を作る、か。それは物理的に不可能だ。
少数を選んで電子化する、しんどくても最早その方法を模索するしかない。
それにしても『アルバム』、なんと甘美な響きだろう。
あるときは幸せの象徴、あるときはプライドの誇示、だった。
でも実体は、色あせて古ぼけた、重い、静電気に吸い寄せられた埃の塊、ではないか。
捨てちゃえ、捨てるぞ、家族の歴史。
おっちゃんのアレルギー喘息を遠ざけるためにも、そうしなくちゃ。
今こそ捨てよう、幸せのアルバム。