終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

秋の光、午前中は

2008-09-06 15:30:12 | インテリア
とくに朝の光が柔らかくなって、

スダレの横縞と障子の縦格子が交差して、まるで織物のよう。

もっと時間が経つと、簾の影は狭くなって、やがて横縞は消えてしまいます。

こんな一期一会をみつけては、ひとり喜んでいる、暇人が居ます。

とりわけ敏感なのは、光と風と音と匂い。

あ、ほんとうは目も耳も鼻も、まちがいなく鈍くなっているのですが。

今日もお昼頃、激しい雨が降り出した、その時、

トタン屋根(ガルバリウム鋼板)に落ち始める、雨の先頭部分、が、聞き取れた気がした。

染め場のアサガオコンロにかけている麦茶のやかんの、

沸騰している匂いが、吹きこぼれる寸前に、嗅ぎ取れた、気がした。

こんなささやかな気づきの数々が、

日々の暮らしをゆたかに彩ってくれているのですね。





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