pHメーターは、必須

理系ではない。
が、染めって、わたしのようないい加減な染め方でも、化学の範疇にある。

酸化、還元、pH、から成り立つ、といっても過言ではない。
だから、本当は腰据えて、高校の化学の授業でならったことを、搾り出すしかない。

草木染はロマンティックなファンタジー、なんかじゃなくて、
クリアにしっかり染まってなんぼ、のリアルな仕事、
といいながら、ちゃんと染まっていないのが恥ずかしい、今日この頃。


藍を建てて染めるのに、ひとつは発酵建て、もひとつは化学建て、があって。

ほんとうは、伝統的な前者が格段の値打ち、なのだけれど、
夏野菜の糠漬けすら、おっちゃんに漬けてもらう程のわたしですので、
発酵は無理。
ハイドロの化学建てに甘んじています。

で、その際、還元にふさわしい温度とｐHを確かめるために必要なのが、ｐHメーター。

いくつか壊して、今は画像のこれ。

ちゃんとマニュアル読んで！と、ご忠告をいただくけれど、マニュアル、苦手なので・・・。