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いきなりTOP10入り確実

2006年04月08日 02時54分07秒 | CINEMA
やっと今年初めて劇場で映画を観ました。

デビッド・クローネンバーグ先生の
ヒストリー・オブ・バイオレンス」です。
主演はヴィゴ・モーテンセン、
共演にマリア・ベロ、ウイリアム・ハート、エド・ハリス。

タイトルとはウラハラにバイオレンス描写のあまりない、
緊張感ある心理ドラマだと勝手に思ってました。
緊張感ある心理ドラマは予想通りだったが、
先生お馴染みの暴力描写はむしろたっぷり(笑)。

今までの彼の作品は、人間の肉体的内面
(スキャナーズ・ビデオドローム・イグジステンス)
を描いたものか、精神的内面
(デッドゾーン・戦慄の絆・スパイダー)を描いたものかに
分けられますが、今作はその両方が見事に調和されてました。

ある事件をきっかけに妻の知らない
夫の過去が明らかになってゆく。
特筆すべきは助演陣。
エド・ハリスは強烈な印象を残したし、
ウイリアム・ハートは
今年のアカデミー助演男優賞にもノミネートされました。

クローネンバーグ作品でも完成度は一、二を争うのでは?
余韻もなくバッサリ終わるラストも健在(笑)。

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