Fuji Rock 11レポ（7/31）

やっぱり今日も雨だった・・・。
とは言え一日中鬼降りする訳ではないので思ってるよりは快適なのですが。
3日目はどうしても体力温存との闘いとなります。

さて最終日ですが朝一で特に観たいアクトは無かったので、
なんとなく習性でオレンジへ(笑)。



11:30～12:30 ハンバートハンバート(Orange Court)

いきなり爽やかな朝っぽくハイホーで始まったハンバートハンバート。
なんか2人の掛け合いが漫才みたいでした。
しかもステージ上に100円落ちてる奇跡(笑)。
アセロラの歌(たたたた太陽ってやつ)も最後に飛び出しました。
大雨だったけどね。
【Setlist】
01.Heigh-ho
02.桶屋
03.おなじ話
04.百八つ
05.波羅蜜
06.虎
07.おいらの船
08.罪の味
09.アセロラ体操のうた


そこからヘヴンに移動。

この頃には雨が上がり、逆に照りつける日差しがキツい！！
贅沢な悩みだ！！


14:10～15:10 Dachambo(Field Of Heaven)

ダチャンボは今やヘヴンの常連。
トランシーなグルーヴでみんな踊りまくってましたね～。
私はというと、次のティナリウェン待ちで体力温存に努めました。


16:00～17:00 Tinariwen(Field Of Heaven)

さていよいよ砂漠のブルース、ティナリウェン！！
彼等のニューアルバム「Tassili」には
TV On The Radioのトゥンデ・アデビンペとキップ・マローン、Wilcoのネルス・クライン、
そしてダーティー・ダズン・ブラス・バンドも参加しています。
最前列にはサラーム海上氏の姿も。
ターバンで顔を隠した4人が登場、ゆっくりと演奏スタート。
最初は表情が固い印象だったが、客の反応を見て徐々にアクセル全開。
なにしろ初見なので分からなかったのだが、
イブラヒムは体調不良で来日しなかったらしい。
演奏が素晴らしかっただけに
残念だったのは途中から前方左側にいた酔っぱらい集団。
いい大人なのに演奏中に自分撮りするし。
こういう人種って徒党を組まないと音楽すら聴けないんだよな。


17:50～19:00 Cornershop(Field Of Heaven)

サマソニキャンセルの雪辱をよやく果たす時が！！
なんと来日は10年振りだそうです。
しかも、なんと9人編成という大所帯で来てくれました。
ティジンダーがしきりに水を飲みまくるのと、
いちいちそのペットボトルの蓋を落とすのにワロタ。
ほぼベスト選曲で大満足です。
シタールの人はどうやってもジム・ブロードベンドにしか見えなかった(笑)。
【Setlist】
01.Heavy Soup
02.Lessons Learned From Rocky Ⅰ to Rocky Ⅲ
03.Judy Sucks a Lemon for Breakfast
04.Who Fingered Rock 'n' Roll
05.Soul School
06.Norwegian Wood (the Beatles cover)
07.The Roll Off Characteristics (Of History in the Making)
08.Sleep on the Left Side
09.The Mighty Quinn
10.Brimful of Asha
11.6 a.m. Jullander Shere

コーナーショップ終わりでホワイトに向かうと・・・。

デジャブか？
斉藤和義がちょうど演奏中でした。
しばし坂の途中で眺める。
ずっと好きだったからずっとウソだったに。

観客大盛り上がり！！


その後ホワイト前方へ。残り2アクトをこのまま過ごすつもり。
この頃からちょっと肌寒くなってきた。



20:30～21:30 Cake(White Stage)

ここから一気に突っ走ります。
トリ前はCake、フジには2度目の登場。
ボーカルのジョンは客イジリも上手く、
Sick of YouやShort Skirt/Long Jacketでは
フロアを二つに分けコーラスの掛け合いをやらせたりしてましたね。
ユーモアがありながらも、
途中で「ガンバッテニッポン！！」と励ましてくれたり。
全米一位はダテじゃなかった。
【Setlist】
01.Frank Sinatra
02.Mustache Man (Wasted)
03.Sick Of You
04.Wheels
05.Opera Singer
06.Guitar
07.Long Time
08.Short Skirt/Long Jacket
09.Sheep Go To Heaven
10.Never There
11.The Distance




そしてそして3日間の大トリに選んだのは・・・。



22:20～23:40 Wilco(White Stage)

これを観ずに今年のフジは語れない、Wilcoです！！
いきなりニューアルバムからのI Mightからスタート。
ホワイトで鳴らされるVia Chicagoは圧倒的でした。
Jesus Etc.では残念ながら合唱もまばら。
そういう意味では単独の濃密さも捨てがたいのだが、
野外の開放感は何ものにも変えがたい！！
唯一の不満はアンコールがなかった事くらい。
【Setlist】
01.I Might
02.Bull Black Nova
03.Side With The Seeds
04.I Am Trying to Break Your Heart
05.One Wing
06.Ashes of American Flags
07.War On War
08.Via Chicago
09.Impossible Germany
10.Born Alone
11.Handshake Drugs
12.Jesus, Etc.
13.Dawned On Me
14.A Shot in the Arm
15.Heavy Metal Drummer
16.I'm the Man Who Loves You
17.The Late Greats
18.Red-Eyed and Blue
19.I Got You (At The End Of The Century)
20.Outtasite (Outta Mind)
21.I'm a Wheel






大満足で私のFujirock2011は終了。


グリーンのThe Musicの演奏を聴きながら帰路につきました。

3日間ほとんど雨だったにもかかわらず快適な印象しか残らなかった今年のフジ。
当初予定していたアクトもほぼ制覇。
来年も笑顔で苗場に帰ってきたいと思います。