宇宙のめいぐると

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原作は一流

2007年02月06日 00時08分59秒 | CINEMA
手塚治虫先生の漫画を映画化、「どろろ」。
主演に妻夫木聡、柴咲コウを起用、
監督は「黄泉がえり」「害虫」の塩田明彦。

公開前のキャッチコピーに
「日本は本当のエンタテイメントに目覚める」とありましたが・・・。
目覚めるっつうか、寝過ごしちゃったよ!!

テイストは「あずみ」を観た時の印象と似ています。
アッチはオダギリジョーのイカれた演技があっただけ良かった。
せっかくのロケーションもクライマックスがこじんまりし過ぎているし、
チン・シウトンのアクションも生かしきれてません。

音楽も○○風に聞こえるなど手抜き過ぎ。
どうせならZAZEN BOYSを使って
殺伐さを際立たせれば良かったのにね。
今回監督は「害虫」「カナリア」モードじゃなかったという事か。

なんで世界に通用するエンタテイメントが作れないのか
自分なりに考えてみると、
特撮文化の伝統が弊害になってるんじゃないかって思う。
監督もそこに敬意を払って、
着ぐるみスタントやダイナメーションという
時代遅れな技術を使ったのでは。

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