宇宙のめいぐると

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時計のキャラは余計だが

2007年06月11日 00時02分35秒 | CINEMA
邦題がいただけない、
主人公は僕だった(原題Stranger Than Fiction)」。
監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォスター、
出演はウィル・フェレル、エマ・トンプソン、
ダスティン・ホフマンという豪華キャスト。

クソ真面目な生活を送る主人公。
ある日まるで自分が小説の登場人物であるかのような
ナレーションが聞こえてくる事から物語は始まる。
しかも、自分は間もなく死ぬと聞いてしまったから大変。
どうやら自分は誰かの書いている小説の主人公で、
最後には死んでしまうらしい。
彼はなんとかその運命を変えようと奮闘するが・・・。

主人公が自分の死を知り人生を見つめ直す、
といったテーマは映画では手を変え品を変え語られてきましたが
今回はまた奇抜な発想で新鮮さを出してます。
脚本は新人ザック・ヘルム。
この脚本がハリウッドでは話題になり
多数の役者が出演を熱望したらしい。

発想は現実離れしてますが、
決してファンタジー色を出さずに
地に足のついたマーク・フォスターの演出も好感が持てます。
ウィル・フェレルの抑えた演技、エマ・トンプソンの奇人ぶりも良い。
中でもマギー・ギレンホールが魅力的でした。

まぁウィル・フェレルで客を呼べる可能性は
日本では限りなくゼロに近いので
なかなかヒットは難しいでしょうが
私はこの映画凄く好きです。

生まれ変わった主人公が劇中観ているのが
モンティ・パイソンの「人生狂想曲(原題Meaning Of Life)」
っていうのも洒落てる。

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