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実尾島の悲劇

2006年01月30日 10時02分09秒 | CINEMA
今更なんですが遅ればせながら「シルミド」のハナシ。

何故かとゆーと、やっと観た映画に加えて
先日この事件のドキュメンタリーをNHKでやってたから。

合わせて見ると事実と創作の違いが分かって興味深かった。
映画では犯罪者が社会から抹消された上で送り込まれますが
現実は一般人をほとんど拉致に近い形で部隊に入れてた。
共通するのは根底の部分、
犠牲者は国の政策に翻弄され葬られた
彼等若者だという事。

歴史の闇の部分を見つめ直す作品が
ここの所多く製作されていますね。
ドイツでは昨年評価の高かった「ヒトラー最期の12日間」に続き、
「白バラの祈り ゾフィー・ショル最期の日々」が
製作・日本公開となります。

一方でイッセー尾形が昭和天皇を演じた
アレクサンダー・ソクーロフの「The Sun」が
公開されないこの国の現実。
あまりに加害者としての日本をタブー視しすぎなんじゃないの?

他の国はもう歩き始めてますよ。

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