大人の為の飛び出す絵本

ごめんなさい、最近サボり気味のめいぐるとです。
仕事が忙しいのもあるんですが、なんか書く気力がなくて・・・。
1ヶ月以上前に観た映画の記事も溜まってて、感想書けるかどうかも不安。
という訳でチャッチャといきます。

ドギつい映像美で知られるディレクター中島哲也の最新作は
舞台の戯曲「ガマ王子とザリガニ魔人」の映画化、
「パコと魔法の絵本」。
出演は役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、
阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、國村隼、
上川隆也という豪華キャスト。


前2作も派手でビビッドな映像表現でしたが、
今作は今まで以上にドギつい上
CGキャラとの融合もありちょっと不安でした。

たたき上げで会社を興し会長に上り詰めた大貫は大の人間嫌い。
変わり者だらけの病院でパコという名の少女を出会う。
パコは前日の記憶を無くしてしまう病気だった。
純粋なパコと触れ合う内に、
大貫は初めて人の為に何かしたいと思うようになる。

中島監督は社会的マイノリティを登場させるのが好きですよね。
今作なんかはハミ出し者のオンパレード。
そんなキャラの中で描くストーリーはかなりストレート。
恐らく監督はかなり照れ屋なので、
ドギツイ映像やベタなギャグで飾り立てているんでしょう。

劇場は子供連れも多かったですが、
ホントに感動していたのは親達だったのは言うまでもありませんね。

個人的には上川隆也があんなにハッチャケタ演技を
するとは思ってなかったので意外かつ面白かったです。