2008年めいぐると映画賞

毎度お馴染み、2008年の総括特集第一弾！！
今回はワタクシの選んだめいぐると映画賞、
昨年劇場で鑑賞した作品の中からセレクトしました。


【助演女優賞】
◎マーシャ・ゲイ・ハーデン（ミスト）

特殊な環境下におかれた群衆を扇動していく狂信的な女性を熱演。
恐ろしくも哀しく、人間の本性を的確に表現していて素晴らしい。
次点：樹木希林（歩いても 歩いても）


【助演男優賞】
◎ヒース・レジャー（ダークナイト）

ココは非常に迷ったのですが、やはり昨年を代表する
一世一代の演技を見せてくれた彼に敬意を表して。
二度とこの演技が見られないのが残念でなりません。
次点：ポール・ダノ（ゼア・ウィル・ビー・ブラッド）


【主演女優賞】
◎チョン・ドヨン（シークレット・サンシャイン）

自らの生命を削り取るような壮絶な演技を見せてくれ、
私の中ではダントツでした。
イ・チャンドンは「オアシス」のムン・ソリといい女優を酷使するな・・・。
次点：マリアンヌ・フェイスフル（やわらかい手）


【主演男優賞】
◎ダニエル・デイ・ルイス（ゼア・ウィル・ビー・ブラッド）

奇しくも昨年のオスカーと被りましたが、順当かつ圧倒的でした。
作品も彼なくしては成し得なかったでしょう。
その演技は同時に数多くのSweded作品を生み出す事に。
次点：ヴィゴ・モーテンセン（イースタン・プロミス）


【脚本賞】
◎是枝裕和（歩いても 歩いても）

日本の家族の持つ、言葉に出来ない空気感を見事に描写。
台詞の端々から滲み出る裏側の感情まで見えてくる。
次点：ジェームズ・C・ストラウス（さよなら。いつかわかること）


【監督賞】
◎ポール・トーマス・アンダーソン（ゼア・ウィル・ビー・ブラッド）

今までの作風とは打って変わって
骨太な黙示録を撮り上げたPTAが最優秀監督です！！
もはや巨匠の風格すら漂ってきました。
次回作も非常に楽しみです！！
次点：クリスティアン・ムンジウ（4ヶ月、3週と2日）


・・・とこんなカンジとなりました！！
さあ次回はワタクシの2008年ベストムービー
・・・といきたいのですが
まだ5本も記事にしてない作品があります・・・。
どっちを先に書こうかな・・・。