宇宙のめいぐると

PEACE,LOVE & UNDERSTANDING!!
MUSIC,CINEMA & FOOTBALL!!

あたるの子

2011年05月20日 00時22分54秒 | CINEMA
ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」に続く
エドガー・ライトの新作はカナダ発のコミックが原作
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団」。
出演はマイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジェイソン・シュワルツマン。
本作は残念ながらサイモン・ペグとニック・フロストは出演してません。


スコット・ピルグリムはアマチュアバンド、セックス・ボブ・オムのベーシスト。
中学生の彼女ナイヴスとはプラトニックな付き合いをしている。
そんなある日出会ったラモーナ・フラワーズに一目惚れし、何度かのアタックの後恋仲に。
だがその後、彼女の元カレが次々とスコットの前に現れ闘いを挑んでくるのだった。

まず冒頭のユニバーサルのマークがドット絵でなおかつ8bitサウンド!!
これだけで血沸き肉踊ってしまいました(笑)。
更には冒頭の「ゼルダ」のSEで傑作を確信。

ストーリーは荒唐無稽でスピーディー。
なるほど原作は日本のコミック、特に高橋留美子からの影響が大きいらしいですね。
確かに二股かけていてもストーリー的に軽く流されるし、
ラストのハズシっぷりなんか特にるーみっくワールドそのもの。
元々ラヴコメ自体が熱血マンガのカウンターとして出てきたものなので、
確かにこのノリに付いてこれない人がいるのは理解できます。

敵キャラクターもバラエティ豊か。
超能力者のベーシスト、あれってスーパーマンのブランドン・ラウスだったのね。
だったら超能力で目が光るのも納得(笑)。

個人的なお気に入りはゲイの同居人ウォレスとドラムのキム。
ウォレスはなんとマコーレー・カルキンの弟とな!!
スコットはキムとも過去に何かあった事が劇中匂わされますが、
その過去を描いたアニメがあったので貼っておきます。



アニメ、ゲーム、コミック、バンド・・・
サブカルチャー見本市と言える快作。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 感情移入度ゼロの男 | トップ | ワイルドで行こう »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

CINEMA」カテゴリの最新記事