4日目の🐏は、回復をするのであった。
朝起きると、針千本状態が、300減の針700本位の痛みに。
熱も36度台をキープ。
しかし、気力はなかなかついていかず、昨日鬼コーチの旦那が
「楽譜、持って行こうか?」
というメッセージには、
「まだ、楽譜見る元気は無い。。。」
楽譜が見れないというのは、まだ病気です。。。
それでも、時間が経つ毎に、喉の痛みはぐんぐんと減っていく~
朝700本だったのが、昼には300本くらい、そして夕方には25本位! 魔法にかけられたようですが、この漢方が効いたのかしら??
うがい薬と聞いていたので、イソジンみたいな感じかと思っていたら、渋柿を食べちゃった時みたいな、渋さ! それを2~3分うがいって、ムリ~
ただ、ケガの功名で、この薬が不味すぎるので、これで先にうがいすると、いつもの漢方が美味しく感じるという事を発見!
そして、治った時に届くんじゃないかな~と思っていた、例の飲み物も届きました。。。
もう喉の痛みはほぼ無かったけど、折角なので飲んでみると、苦いソーダ・・・ 24本も届いちゃって、どうしよう。 興味ある方、先着23名で差し上げますよ~
熱が出て、下がって。
喉が痛くなって、治まって。
次は咳と痰。
なんだか症状が順番にやってきて、ゲームの世界で一面づつクリアしてるような感じです。
前日の夜に病院に来て、日が変わった真夜中に入院。
夜に点滴のライン入れてもらいましたが、前の病院と違って、看護師さんが優しくて、
「点滴が終わったら、自動的にブザーが鳴るから、安心して寝てね」
なんて言ってくれるから、ほんと涙出る。
安心はしてるのですが、喉が痛くて、ほとんど眠れない。。。人間って、こんなに唾液が出るんだという事も知りました。自然に出てくる唾液が飲み込めないし、咳をするのも痛くて、それでも我慢できなくて咳をす出来なくて出来なくて、1時間に1回ほど呼吸困難になるという辛い夜。
朝方、すこ~し眠れたところで、血液検査で起こされる。
ほぼ寝てる状態での採血だったのですが、なかなか終わらないな~と見てみたら、試験管10本くらい取ってるし~~~ すんごい量に、実は悪い病気なんじゃないかと心配になる。。。
朝ご飯は、定番のお粥。
薬を飲むために少しでも食べるよう言われていたので、うめき声をあげながら、4口だけ頑張って食べる。泣
西洋薬を飲むのが怖いので、出してもらった薬は全部漢方。
メインは、手前の柴銀顆粒というお薬で、コロナの初期症状の人に効く漢方。お湯に溶かして飲むのですが、コロナで味覚が変になってたのか、苦く感じる時もあれば、甘く感じる時もあったり、不思議な感覚で1日3回。
薬と点滴のおかげか、熱は時間が経つ毎に下がっていって、この日の夜には、37度前半まで下がってくれました。
しか~し、喉の痛さは、針千本状態から抜け出せず。
飲み込めない辛さと、針千本と一緒に頑張って飲み込んでも、最後までゴックンできないので、どうしても喉の奥の方に残る唾液が気持ち悪くて、しょうがない。 きっと老人になると、咀嚼する力が落ちて、きちんとゴックンできないから、誤飲性肺炎になるんだろうな~と、将来の事を思いやる・・・
こんな状況なのに、出てくる病院食は・・・
普通すぎる・・・
食べれるわけないやん。
おなかは空いてるのに食べれない、食いしん坊の地獄。。。
寝るの大好きなのに、喉の痛みと咳で眠れない地獄。。。
お部屋が快適なのと、窓からの景色が良い事だけに癒やされます。
この日、針千本状態は変わらぬものの、熱は計る毎に下がっていって、夕方には36度台に。
解熱剤飲んでないのに、すごいな漢方!
そして、1日3回のネブライザーもとても効いてるらしく、恐ろしく痰が出るように。
そんなでこの日も眠れなかったけど、遠い所に光の筋がうっすら見えてくるような夜でした。
陽性2日目。
夜中に熱を測った時、38.7度を記録。
今回のコロナ感染で、最高体温でした。
とはいえ、熱で苦しいという事はなく、ただ体温が高いだけなので、氷嚢とアイスノンで冷やし続けるだけなのですが、辛かったのは、喉!
心配してメッセージくれる友にも、
「ウソついてないのに、針千本飲まされてる感じ」
と返事するくらい、今までに体験したことないような激しい痛みで、飲食できなくなりました。
メイメイちゃんに相談すると、
「北京で喉が痛い人の中で、この飲み物が流行っているよ~」と。
中国でもコロナになると喉が痛くなる人が多く、こちらでは
「刀片嗓」と言われていて、カミソリを飲んでる位の痛さ という意味。
来るまでに治ってればいいな~なんて、その頃は笑ってたんですけどね・・・
事件が起きたのは、19時過ぎだったかなぁ?
台所で、お茶を作ってた時に、急に手が収縮し始めて、グーの状態から開かない!! 開かないどころか、ギューギューと締め付けられて、手が痛くて、腕全体も痛くなるという事態。 そのうちに、内臓も収縮する感じがして、もうどうにもならないと思い、旦那に救急車を要請。
台所で倒れ込んでたんだけど、ふと、お湯に手をつけたい! と、考えが降ってきて、ボウルにお湯を入れてもらい、入れてみると、少しづつラクになっていく~~~~
実際、救急隊の人が到着した頃には、かなり落ち着いていたのですが、キャンセルしてもお金がかかる(中国の救急車は有料)というし、生まれて初めての症状だったので、病院に連れて行ってもらうことに。
救急車と言っても、サイレンも鳴らしてくれないので、救急車という車で病院に連れて行ってもらった感じ。 運ばれたのは、東方医院。 地元のかなり大きな病院です。到着するとすぐに、旦那は交通費請求されてました・・・110元也。
まずは血液検査。
それも救急の部屋はいっぱいで、乗せられたストレッチャーは廊下に運ばれたんだけど、そのまま廊下にて。 看護師さんは、日本と比べたら仕事雑だし、強引だし、結構痛い。 もう野戦病院なんだと思って、諦めモード。
野戦病院なので、点滴する人も普通なら、点滴台??ぶら下げるやつがあると思うんだけど、自分で持ってトイレへ・・・ 怖すぎる~
血液検査の結果を待って、診察を受け、心電図とCT検査。
ストレッチャーのままだと心電図の部屋に入れないので、廊下でやる!とか看護師に言われ、流石にこの歳でも、廊下での心電図はプライド許さず、歩いて心電図の部屋まで行きましたよ。
どちらも異常は無いとの事で、抗生物質の点滴をして帰宅していいとの診断で、点滴室へ。
日本の病院って、点滴してもらうの、なかなか大変なのですが、中国の病院は点滴部屋みたいなのがあって、病院の待合室状態で、並んで点滴してもらってます。
1本目の抗生物質が終わり、2本目は生食。
その途中で、点滴が早かったせいか、手が痛くなり、落とす速度をゆっくりにしてもらい、3本目にまた抗生物質。それが終わりかけた時に、また手がギューっと収縮する発作が!!! 今回は、冷や汗もいっぱいで、病院にいるのに、なかなか助けてもらえず、辛い時間・・・ お湯を持ってきて~と言っても対応してくれず、苦しみだして10分以上経って来た先生も、「リラックスして~ 呼吸して~」って、意味ない事しか言わず。
もうこの病院はダメだ・・・と、浦南医院の国際部に連絡してもらいたかったのですが、医療通訳で来たお兄ちゃんが、また使えない人でなかなか連絡してくれない 旦那が、以前、夜中でも診てもらった事がある!! と主張して、やっと電話してくれて、行ける事に。
浦南医院に行ってわかりましたけど、そこの国際部は当直の先生が絶対1人はいるし、日本人の先生か、中国人の先生でも日本語話せるので、安心して行ける病院でしたよ。 医療通訳の会社も、日中いつも常駐してる人が1人いるのに、何で知らないのか。今考えると、不思議でならない。
当直でいらっしゃった、日本語ペラペラの中国人のイケメン先生。 きちんと説明してくれて、やっと安心。 1回目の発作は、多分熱による神経伝達の異常という事。2回目は点滴の抗生物質2本が、普通は1日2回、時間を空けてやる点滴なのに、すぐにやったせいで起きた物では無いか?との事。
コロナ陽性だし、血液検査で細菌感染の数値も高く、喉痛くて飲食もできないし、またいつ発作が起こるかわからない私が帰宅しても旦那不安だし、そのまま入院という運びに。
自分がコロナで入院する事になるとは・・・
中国生活最大のネタだよ! と、元気になってからは思えるけど、その時はそんな余裕は無く、ベッドに倒れ込むように寝るだけなのでした。
朝起きて、すぐヤバイ気がしました。
なんとなく熱っぽい。
計ってみると36.8
平熱35度台だから、こりゃ熱あるよな~
で、抗原検査をしてみると、うっすら2本・・・チーン。
私も🐏になってしまったので、家庭内隔離も解除。
で、早いうちに病院行くか~と、二人で受診の予約して、診てくれる病院にいった時点で、熱は38.1。 熱はあるけど、その他の症状はなく、全然元気いっぱいで、処方されたのはビタミンCだけ。(それも、自分からお願いしてもらった)
入院した病院の先生に話すと、その対応に、めちゃくちゃ驚いてましたね。 でもまぁその時は、鎮痛剤アレルギーの私にはこんなもんだろうと、病院の下の美味しいパンやさんで、パンやシュークリームを買って帰宅。
で、昼までは食欲もあったけど、段々と食欲もなくなり、喉もちょーっと痛くなってきて、夕御飯はスイカ。
ALDIのカットスイカ。
ちょっと大きいのが食べづらいんだけど、甘くてサイコーに美味しく、感染中3回も購入。 私の主食でした。笑
この日も熱は37度から38度の間くらい。
まだ平和な🐏初日でした。
こんなもんで終わるのかな~と、甘く見ていたコロナウイルス。
翌日、大きなしっぺ返しを受ける事になるのです。
去年の12月に、国民の8割以上がコロナに集団感染した中国。
それから約半年、6月末位に週に6500万人が感染するだろうと予想されている第二波。その大波が来る前の小波が我が家に・・・
事情が事情のため、写真がかなり少ない、ブログになります。
数日間、お付き合いくださいませ。
日本では、陽性を妖精さんと言ったりしますが、中国では陽性の陽の発音が、羊と同じ発音なので、🐏で表現されます。
昨晩、🐏になってしまった旦那。
そこから、自宅内で隔離開始。
私は、自分が🐏になって動けなくなった時の事を考えて、色々と買い出しへ。
まぁ、今の中国、昔と違って全然規制がないし、デリバリーも充実してるので、頑張って買い出しする必要もないんですけどね。こういう時は、気分的にも焦っちゃいますね。
部屋の前にイスを置いて、渡す物があるときは携帯に連絡。
使い捨ての紙食器にして、
トイレもシャワーも別。
隔離生活、頑張る予定だったのですが、終わりはすぐそこに・・・