この写真は欅の貼り物ですが、玉杢の式台です。
寸法は、長さ2730mm×幅1130mm×厚み120/60
欅の玉杢とは普通の杢目とは違い樹齢200年~300年以上生きてきた
欅に突然、皮膚病の様に木の表面にコブができ始めます。
全ての欅が高樹齢になるとコブが出来るのでは無いので
希少価値が高い銘木中の銘木です。
又、高樹齢になると木の生長が遅くなる為、
木の赤身までコブの杢目が入っているが少ないのです。
この付き板は、幅が特に広いのでより希少価値が高いのです。
この式台は、千葉県の旅館に取り付けられます。
本来は、この様な玉杢は床の間の板に使われますが、
今回は、式台に使用しました。
電話で『木目がちょっと粗い、節がちょっとある』なんてまどろっこしくてやってらんないです。
苦手な分野なのでいろいろ教えてくださいね。