銘木小僧

銘木ってなーに?

大きな栗の木の下で♪

2011年06月16日 | Weblog
この木は国産の栗の木の板です。
寸法は、長さ4m×巾62センチ~87センチ×厚み6㎝の大きな栗の木の板です。
私も久々にこんな大きな栗の板を見ました。
伐採の時期や何県の木なのか履歴の無い板です。
おそらく岩手県や福島県の栗かな~?何て想像しています。
乾燥具合もまだ若い半乾燥の状態なので此れからが反抗期(反り・割れ)に入るのかな?
経年変化で色が薄茶色に着くと杢目も綺麗に出てきます。
栗の木は虫にも腐りにも非常に強い木です。
栗の木は家の土台で使用したら最高に強く適材適所です。
この板は、カウンターや式台やテーブルに使用したら良いですね。
それにしてもこんなに大きい栗の木は、珍しいです。


東京大学演習林の杉の木

2011年06月08日 | Weblog
この写真は、千葉県鴨川産の東京大学演習林の杉の木です。
昨年秋以降に切られた木のようですが、詳しい伐採月日は不明です。
適材適所の会会員の千葉県南房総市の丸山木材さんが、
同会員の東京都江戸川区の私の同級生の材木屋
増子木材さんへ売却した原木を今日製材しました。
写真の奥にいるのが、この原木を購入した増子木材の増子君です。
良い盤が取れたので満面の笑みです。

この盤は、4枚取れた盤の一番の板でした。
杢目が木の元(根っこの方)から末口(木の上葉っぱの方)まで
約5m上り杢(たけのこの板目が末口に向かってる)の盤が取れました。
この木味で千葉県の杉の木なんですよ。
千葉と言えば山武杉が有名です。
山武杉は色が濃いのが特徴ですが
この木は上品な色合いでしょ、

この木の第二の人生の始まりです。
適正な乾燥をしてお嫁にいくのが楽しみです。

原木は、長狭5.4mの直径54㎝の原木でした。
この盤は、長さ5.4m 幅約50㎝ 厚み 7.5cmの寸法です。