銘木小僧

銘木ってなーに?

皆さんよいお年を!

2011年12月31日 | Weblog
筍です。
すごいでしょ!
土の中は春の準備です。
木の伐採をする時期は年を越すと木は水を上げ始めるとと言います。
特に広葉樹は年を越して切ってはならぬと96歳の木こりさんも言ってました。
筍が土の中で準備しているのだから当然木も春の準備です。

今年一年いろんなことがあった年でしたが、もうすぐ春が来ると感じました。
来年は筍のように成長するぞ!

皆さんも来年が良い年でありますように。

 銘木小僧

欅の幅広板

2011年12月25日 | Weblog
この写真の木は欅です。
巾がなんと1m4㎝有る板なんです。
凄い木でしょ!と言われてもピントこなかもしれませんね。
巾がこれだけ広い木は当然立っている木も大きな木だと想像できますよね。
赤身の部分だけで1m以上有るので恐らく立木の状態で想像すると
目の高さの径で1m50㎝は有ったのではないかと想像できます。
現在この板の長さは1m26㎝ですが、先日までは5mの長さの板でした。(3.6mは廊下板に使用しました。)
長さが5m節の無い木だと2階建ての家の屋根の下位まで枝が無かった木です。
樹齢は数百年経っていた木だと思います。
凄い木でしょ!
貴方の家に使われている木も立っている木で想像すれば凄い木が使われているのかもしれませんね。

こうなるとこの写真の板の価格が気になりますね。
この写真の板の価格が気になる方は、鈴屋銘木店ホームページの銘木素材市場のコーナーをご覧ください。
銘木素材市場のコーナーこちらをクリックしてください。

杉の贅沢な柾目の板と天井板用の上杢の板です。

2011年12月24日 | Weblog
この写真右の杉の柾目の板は、春日大社の木と言われています。※証明書はありません
直径が1m以上の太さの木から取れた巾が465㎜の柾目の板です。
めったに見れる木ではありませんよ。まさに銘木です。

左側の木も天井板用の盤から取った上杢の板です。
こちらも高樹齢の木なので杢目が凄く美しいです。

詳しい詳細は鈴屋銘木店ホームページ「銘木製品市場」のコーナーに掲載しました。

見たい方は、こちらをクリックすれば移ります。

この~木♪何の木♪第三弾の回答!

2011年12月23日 | Weblog
この~木何の木♪第三弾の答えは「桐」木でした。

ヒントの出しすぎで簡単すぎたかな?
桐の木は昔からタンスや金庫と財産を守る為に使われてきた木です。
この木は軽いのでタンスにしても火事などの時は運び出しが楽ですし
熱伝導率が低いので熱を伝えにくく、水がかかっても水を通しにくいので
タンスや貴重品をしまう箱に使われてきました。
桐のタンスは引き出しを閉めると別の引き出しが開いてしまうのは
火事や水から財産を守る為に、密閉率を高くしていたのです。
大切なものは桐の箱やタンスにしまいましょう

桐の木は成長も早く約20年程度で40センチ位の径まで成長するので女の子が生まれると
庭木にお父さんが娘の為に、桐の木をに植えていました。

正解の写真と価格は鈴屋銘木店ホームページの銘木素材市場にアップしました。
銘木素材市場にはこちらをクリックしてください。

桧錆丸太

2011年12月18日 | Weblog
この写真は、桧の錆丸太を太鼓に落した写真です。
桧の錆丸太とは、黒い柄が付いた木を錆丸太と言います。
この黒い柄は何が付いているのだと思いますか?
じつは、「カビ」なんです!建築業界の方でも知らない方は多いんですよ!
普通はカビが生えると商品価値が無くなってしまいますが、
沢山カビが付けば銘木になるんですよ! 
この錆丸太の作り方は、普通は伐採しない6月に伐採します。
伐採してすぐに山で皮をムキ、そのまま山に放置していきます。
雨の多さや湿度の高さでその年の錆の付き方が変わります。
この写真の様に黒くまだらの物が良い錆丸太になります。
赤や青や緑のブチが入るとより高価な錆丸太として取引されます。

この写真の様に2面製材して落して太鼓にすると伐採の時期が悪い為、挽いた面に虫穴が出る事が多いのです。
この木は、幸い虫穴は出ませんでしたが通常は虫穴が出ると思っていた方が間違いないですね。
この写真の桧の錆丸太は床框として使用されます。
良い物が取れてこの木がお嫁に行くお施主さんは幸せです。
末永く大事にしてくださいね。



この~木♪何の木♪第三弾

2011年12月18日 | Weblog
この写真の木はなんのきでしょう?

ヒント

乾燥するとすごく軽く柔らかい木です。
昔は、女の子が生まれると庭木に植えた木です。
金庫の内部にも使われてるきです。
成長が早く草と間違われている木、漢字で木と同じと書きます。
ヒントを出しすぎました。笑い

回答は近日、鈴屋銘木店ホームページ 銘木素材市場のコーナーに出展します。

銘木素材市場はこちらから

売り切りコーナーを銘木素材市場に名前を変更しました。
これからもよろしくお願いいたします。

前回の「この~木♪何の木♪」の正解は?

2011年12月15日 | Weblog
この写真の木は、朴(ほう)の木でした。

天然乾燥材で含水率は11%と乾燥材ですが、芯が少し絡んでいるので格安で価格を入れました。
細かく切って版画などにどうですか!

鈴屋銘木店ホームページに単価などを記載しました。

鈴屋銘木店売り切りコーナーはこちらから

次回は、財産を守ってくれる木?
なんだろ?
近日掲載!

「この~木♪何の木♪」の第二弾!

2011年12月12日 | Weblog
前回の12月10日正解は杉の木でした。
とても杉の杢目には見えない木ですよね。
削り加工に出した加工場の社長も杉と聞いて驚いてました。
仕入れたのは3年前で、まだ生木の状態で伐採の時期も不明だったので怖くてすぐには売れませんでした。
コブ杢の為、赤身は硬く癖が強く、白太のカビの心配も有ったで倉庫で眠らせてましたが、
伐採の時期が良い材らしく反りや割れも少なく心配してたカビも一切出ませんでした。
その証拠に前回掲載した写真は、プレーナー削りのだけであれだけの艶です。
切り旬の良い時期の木は油も有ります。

そして「この~木♪何の木♬」の第二弾!
この写真の木は何の木でしょ~か!

建築業界の方もあまり見ない木だと思います。

ヒント

建築にはあまり使用されず。
冬目も柔らかいので、包丁の刃の当たりも良いので、
銀杏や柳、桧同様にまな板などに使用したりします。
それ以外では、40歳以上の方なら小学生の時に彫刻刀で削った事は有ると思います。
版画に使用している木です。
これからの時期、年賀状を手作りの版画で制作しようと考えている方にはもってこいの素材ですよ。
前回の杉と比べても格安の商品です。

正解は近日中に、鈴屋銘木店ホームページ売り切りコーナーにて樹材種と価格を掲載します。

売り切りコーナーはこちらから